<生け花>の脇役として、かわいらしい果実として 「ヒペリカム」 は、よく利用されていますが、単独での飾り立ては珍しいように思えます。
「ヒペリカム」は、世界に広く約490種が分布するオトギリソウ科オトギリソウ属の植物です。
分布の中心はユーラシア大陸の温帯~亜熱帯地域ですが、熱帯低地や砂漠、極地を除けばほぼ世界中に野生種が分布する巨大な植物群で。一年草から多年草、低木まで、その形態は多岐に渡りますが、観賞用として栽培されるのは美しい花を咲かせる低木です。
ヒペリカム属の植物の中で園芸植物として古くから栽培されているのは、中国原産の「キンシバイ(金糸梅)」や「ビョウヤナギ(未央柳」です。
近年ではそれらに加え、海外から導入された新しい品種が栽培されるようになり、これらを総して 「ヒペリカム」 と呼んでいます。
花後に赤く丸い果実を実らせる品種として 「ヒペリカム・キャンディフレア」 や 「ヒペリカム・エキセレントフレア」 などもあり、この【ヒペリカム・ココグランド】は、茶色系で大きな実が印象的な品種です。
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投稿日 2018-12-18 10:21
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-12-18 17:21
ワオ!と言っているユーザー