『妖怪たちのいるところ』(絵:水木しげる/文:小松和彦/KADOKAWA)
12月
3日
大判の美しい21枚の絵はすべて未発表作品。水木さんの繊細な妖怪絵には、妖怪学の第一人者<小松和彦>氏が民俗学の観点から解説をつけたほか、妖怪や幽霊や妖精たちを“場所”という切り口で分類整理し、165体の妖怪解説も収録されています。
さらに、画家<山口晃>氏による特別寄稿「ふるえる心」も収録し、本作のために、一般的な「絵画鑑賞論」に加え「水木絵の楽しみ方」を執筆。ブックデザインには、アルビレオを起用し、表紙には浮き上がる妖怪たちといった造本となっています。