音楽情報会社オリコンは8日、9月での 「引退表明」 した歌手<安室奈美恵>さん(40)のベスト盤CD 『Finally』 が、昨年11月8日の発売から2カ月で200万3千枚を売り上げたと発表しています。
オリコンによると、日本市場でアルバムCDが200万枚を超えるのは、ビートルズのベスト盤『ザ・ビートルズ 1』以来、約5年5カ月ぶり。安室さんの作品では、1996年発売の『SWEET 19 BLUES』以来、2作目となります。ソロ歌手でのアルバムダブルミリオンは、06年4月の<平井堅>『歌バカ』以来。女性ソロでは、04年4月の<宇多田ヒカル>『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』以来、13年9カ月ぶりとなります。
人気の要因として、引退発表も後押ししているでしょうが、本作がレーベルの垣根を越えた初のオールタイムベストであることが挙げられます。とはいえ、通常のベスト作品とは異なる作品形態の影響も大きいのではないでしょうか。
昨年末大晦日の第68回NHK紅白歌合戦では、特別枠として2016年リオデジャネイロ五輪・パラリンピックのNHKテーマ曲『Hero』を歌い、瞬間視聴率も高く、人気の強さを表していました。
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