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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『強行犯三係』浜田文人(ハルキ文庫)

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『強行犯三係』浜田文人(ハルキ...
世田谷区経堂の国交省に勤める<柏木悦郎>の15歳の息子<淳>が、木刀で撲殺されるを、『夕刊さくら』の新聞記者<四方春男>の15歳の息子<聖人>が発見、現場から逃げるところを目撃され容疑者になってしまいます。

<聖人>は<淳>が通う中学校の同級生<水島友里恵>と付き合い始め、これに嫉妬した<淳>から、暴行・恐喝を受けていました。

元公安部に勤めていてトラブルで警視庁強行犯第三課に配属された<鹿島伸介>は、部下の<児島要>と事件を担当することになりますが、殺人事件は、彼らの親たちが地上デジタル化に伴う省庁とテレビ局との癒着が浮き上がり、事件は思わぬ方向に流れていきます。

あいかわらずアウトロー的な<鹿島伸介>の独断と偏見の捜査ですが、またその行動が、縦社会の警察組織に対して痛快で、たまらない面白さが楽しめる一冊でした。
#本 #読書

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