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- ファルコン昆虫記(758)旅路の果て(23)【オオカマキリ】(3)
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自然界においては、生物の世界は弱肉強食を基本としていますが、それぞれ心痛む場面に遭遇するときもあります。
今回は、捕食される立場は少ないと思われる成体の【オオカマキリ】が、「アカアリ」に餌として捕食されていました。
「ん?」と感じよく見ますと、【オオカマキリ】の腹部だけがなく、自然死ではないようです。
大きなメスが小さなオスを交尾に食べる共食いでカマキリは有名ですが、まずは頭部を齧られると思います。
「トカゲ」に捕食されたのかなとの考えも浮かびましたが、珍しいご臨終体形とともに、なぜ腹部だけなのかも疑問として残ります。
小さな<アカアリ>としては久々のタンパク源の確保が望めそうで、これまた自然界の掃除役を果たしています。
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