ファルコン植物記(463)旅路の果て(12)【アカシジミ】(2)
6月
22日
昨日の 「ウラキンシジミ」 と同様に、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に分類され、<ゼフィルス>と呼ばれる、本来は樹上の枝などで休息をし、縄張り意識が強い蝶で、早朝以外はほぼ地上に降りてきません。
前翅長20ミリ前後、翅の色は<オス>・<メス>とも橙色で、翅裏には白帯で縁どられた黄褐色の帯が縦に入ります。
本来生息しているブナ林では、自然界の現象として他の昆虫たちの餌になるはずですが、都会の地下街では、気づかずに踏まれてしまう運命が待ち受けていることでしょう。