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- ファルコン昆虫記(422)移動中です【トビネオオエダシャク】の幼虫(2)
山道は、ただいま「イモムシ・ケムシ」の繁殖期で、注意して歩いていないと木々の枝から「ブランコケムシ」や 「ブランコイモムシ」 が垂れ下がって衣服などに付くことがあります。
今朝は、山道の落ち葉の中を移動している【トビネオオエダショク】の幼虫と遭遇いたしました。
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科に分類されており、シャクガ科ということで移動する動きは「シャクトリムシ(尺取虫)」型です。
終齢幼虫は体長55ミリ前後、頭部、胸部~腹部の側面および尾部が鮮やかな黄色をしており、気門の周りは黒く、背面と腹面は灰白色で、それぞれに数本の黒い線がはいりますが、明瞭でない個体もあります。
成虫は5~8月に現れ、開張は40~60ミリ、体色は灰白色~淡褐色をしており、灰褐色~暗灰褐色の帯が数本入ります。
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