路傍の枯れ草の中から、春の到来を告げる【オオイヌノフグリ】が、顔を出しておりました。 オオバコ科クワガタソウ属の越年草です。 原産地はヨーロッパですが、日本を含むアジア地域、南北アメリカ、アフリカ・オセアニアニ等に、帰化植物として雑草化しています。 花径5ミリほどの小さな花ですが、花弁の青紫色から、別名「瑠璃唐草」・「天人唐草」・「星の瞳」と呼ばれています。 花弁は4枚ですがそれぞれ大きさが違い、雄しべは2本あり、左右対称形をしています。 朝方に咲いた花は、一日もつことなく散るかわいそうな<一日花>です。 「フグリ(陰嚢)」という迷惑な名前が付けられていますが、花姿からではなく、結実した実の形が似ているところから、植物学者の牧野富太郎が名付けています。
投稿日 2013-02-17 11:49
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投稿日 2013-02-17 22:28
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投稿日 2013-02-17 21:56
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投稿日 2013-02-18 17:29
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