午後からあった日本刀勉強会に参加して来ました。
第3回目の今回は、五ケ伝のうち大和と山城伝のそれぞれの特徴について、ステイーブから説明があり、その後に彼の個人コレクションを手にとって鑑賞。全てが鎌倉期の古刀。数名の小さな勉強会グループですが、日本人は私一人・・・
鑑賞会の後、昔のアンテイークを愛でるのもいいけど、現在職人として汗を流している現代刀匠やそれに関わる職人のサポートをし、後世にこうした伝統工芸が伝え残せるように若手の現代刀をもっと海外に紹介して買ってもらえるような啓蒙から実ビジネスへと発展させたい話をしました。同様のことを他の日本伝統工芸品に想いをはせている方々ともネットワーク拡大中です。いずれコラボしたいなとお互い話をしています。
しかし、日本人以上に日本の伝統工芸について興味をもち、理解し、実際に購入している海外の人々を目の当たりにするにつけ、本家本元の日本人がもっともっと自国の歴史、芸術に目を向け、守り伝えることを意識する教育というか啓蒙の必要性を強く感じます。
国際社会で活躍するためにも自国の文化芸能にある程度知識というか趣味レベルで興味持ち、関わる何かを持っていることはとても良いことだと。芸は身を助けるそのものです。
注釈)
日本刀は、下記の五ヶ所(地域)の作刀が有名です。
大和 奈良
山城 京都
相州 鎌倉
備前 岡山
美濃 関(名古屋)
日本観光局(JNTO) プレスリリース資料より抜粋
平成30年1月16日
欧米か?
タカ&トシの漫才同様に日本人の多くは欧州と米国を一つに括って話すことが多いですが、全く違うと思います。「欧米」とオウム返しのように連呼するのはもう止めた方が良いと思います。
欧州(オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリス、フランス、ドイツなど)の多大な影響は、キリスト教や蘭学に始まる安土桃山時代から太平の徳川時代を経て明治維新直後までではないでしょうか? 戦後は米国の影響が多大というか過剰でそこには欧州が入る隙間もなかったと言えます。
その戦後、加工貿易(アウトバウンド)で経済発展してきた日本。そこに高齢・少子化の波でGDPは当然落ちます。そして、AIが仕事をとって変わる不安を煽る報道などがありますが、全く心配はしていません。いや、人間らしい生活を取り戻し、世界のお手本になる絶好の機会だと考えています。
2020年に東京オリンピックを控えて、観光産業のインバウンドを唱える波が起こっていますが、一般的な日本人の感覚はそのターゲットがそれこそ欧米に向いていないでしょうか? 向くべきターゲットは東南アジアです。
日本観光局が発表している、訪日の外国人数の表を参考までに添付します。実はこの資料を目にするまで、海外旅行者の多くは、それこそ欧米からだと思っていました。しかし、8割以上が東南アジア諸国からの旅行者で占められています。おもてなしがアジア諸国に向いているでしょうか? ビジネスチャンスが多く転がっていると思うのは私だけ?
アマゾン新本社社屋 The Spheres
Jungle City 4/23記事より転用
ちょっとシアトルを離れて戻ってみるとその短期間の変化に目を見張るものがあります。建設ラッシュの続くシアトル周辺。オフィスビルの代表格としてはアマゾン本社のThe Spheresがシアトルダウンタウンの新名所になりそうです。
建設ラッシュは何もオフィスビルだけでなく、ライトレールという空港からシアトルダウンタウンを結ぶ電車路線がさらに北と東に伸びていきます。完成すれば多少は渋滞が緩和されるかもしれませんが、すでに朝夕のラッシュアワーに限らず慢性的な渋滞が始まっているシアトル界隈です。通常湖の東湖畔地区(East SideのBellevue市やKirkland市)からシアトルまでは車で15分の距離ですが、1時間もかかることも珍しくなくなりました。
そして供給する住宅が足りないことから、売り家は2−3日で即売の状況だと聞きます。そこにチャイニーズマネーが入り、現金で買いながら価格上昇に一役買っているようです。不動産価格も5年前の倍以上になっているのではないでしょうか?
カリフォルニア州からGoogle, Facebookなどからのオフィス移転が続く一方、制裁ニュースで話題になっている中国からはアリババやHuawaiもすでにシアトルに進出してきています。
AIの世界的開発拠点となっているシアトル。ITでも半導体やハードウエア中心だったその名の通りのシリコンバレーに対して、ソフトウエア開発の拠点のシアトル。クラウド、BI, AIと移行する過程でIoTソリューションも射程距離でしょう。マイクロソフトもhttps://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/videos/microsoft-ignite-2017-enable-edge-computing-with-azure-iot-edge/">Edge Computingへとシフト中。
みんなで渡れば怖くない的にシリコンバレー詣が多い日本企業やビジネスパーソン。シアトルも大いに注目に値すると思うのは、シアトルに拠点を持つものの半官びいきでしょうか?
結婚記念30周年に愛妻に渡した30本の薔薇の花束。
こんな事くらいしかできないのがまだまだ情けない。
まだまだ抜け出せない3.11の爪痕。1日違いで昨日3.10は東京大空襲のあった日。どちらも復興、復活に絶望感はあっても希望なんていう生易しいものは、全くなかったと思います。
桜の季節をもうじき迎える今日この頃。卒業や入学という季節になりました。自分の歩んできた軌跡で最初の絶望とまでは言わなくても挫折は、大学受験での失敗でしたが、あまりにも昔のことで当時の挫折感は遠い彼方のもので思い出せません。でもスッキリした気持ちで裸の自分で戦うかあ〜みたいな学歴看板などに頼らない開き直りを当時覚悟したのは覚えています。
人生の岐路であった転職や失敗を振り返ると、そこには再出発の希望なんて微塵もありませんでした。あるのは不安だけ。そして、絶望感や焦燥感に追われる日々もありました。起こってしまった過去にいつまでも囚われず、自分を解放して今日という足元を見つめ、出来る事をする。そのうちにプラスのオーラが回り始めて色々な出会いや何かが起こり始め、初めて希望のような一抹の光が見え出す。それが私の実体験です。
起業という無いものから始めるというと格好良く聞こえますが、そんな生易しいものではありませんね。人の神輿にぶら下がる方がきっと楽でしょうが、自分の行きたいところには行けません。
絶望の縁から考働することで生まれる何か希望みたいなもの。
その底力というか引力は強いなぁと実感します。
言うは易く行うは難し!ですが、それは真理。動くことで何かが変わります。
今日という日は、実は結婚記念日でもあるのですが、なんと今年の今日は結婚記念30周年。結婚が絶望からのスタート!なんていうつもりでのこのブログではありません(笑) 何かが変わるというか動き始める節目の年にしたいと考える朝でした。
今年から愛用の茶碗
祝日の今日の朝一番のTV占いで・・・リラックスの一日と出たので、家内は実家に帰省中で一人だったので映画を観に行ってきました。大笑いしていたのは私含めて数名。日本の観客は上品ですね・・・
でも単なるコメデイーでなく、込められたいくつかのメッセージも受け取りました。海外に出た日本文化の宝が日本に戻りたいと泣いている。確かに明治維新や戦後に数多くの文化財が海外に流失していますね。国宝が日本で観れないのはどこかやるせない気がします。
それよりも贋物を作成していた陶芸家。そのために個性が消えて感性が鈍り、落ちぶれた作家になっていました。最後の贋作は、自分で感じる渾身の作品を作りだす。多くの工芸作品は昔の作家や作品に縛られている部分がありすぎるのでは?というアンチテーゼ?
温故知新。昔だからできた作品。逆に伝統工芸の基本は踏襲しながらも現代だからこそできる作品もあるはず。それが数十年、数百年後にはすごい評価を受けるものになる可能性もありますね。どんなに頑張っても数百年前と環境も生活慣習も違えば、同じものができること自体がおかしいのかもしれません。映画最後にはそんなことも感じ、考えさせられるものでした。
年末にかけて急に茶器に興味が湧きました。それも黒焼き。故郷は萩焼で有名ですが、黒焼をネットで調べているうちに黒楽焼に行き当たり、すると出会ったこの映画でした。一方では、一昨年亡くなった親友の親父さんからもらった黒焼の茶碗に正月実家で手にして持ち帰りました。毎日正月以降、お茶やコーヒーもこの茶碗で飲んでいます。
何だか色々なことが繋がって観るべくして観た映画だったのかもしれません。
和の気持ちを大切に長閑で和やかな一年にしたいと思います!
最近はフェイスブックでコメントやつぶやきをあげることが多く、気がついたらブログは、11月、12月をお休みのまま年が明けていました。
今日は、門松が取れる七草粥の日。遅くばせながら、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
16年ぶりに日本で年末年始を過ごしました。子供達が学生の間は1月2日から米国は通常生活に戻るために年末年始は、ずっとシアトルで過ごしてきましたが子供の手も離れ年の暮から温泉に浸る贅沢な年明けを迎えることができました。
年に正月しか筆を持つことがないのですが、数年前から書初めを始めています。昨年の文字は「継」でした。前年の反省含めて新年に思う一文字を書き留めるのですが、今年は二文字になりました。
長い米国生活で、変にアメリカナイズされずに日本人としての軸をきちんと持って2018年を過ごす。「和」の文字は、日本の意味がありますが、「なごむ、のどかな」とも読みます。公私ともに「和」を持って、周囲の人々と楽しい一年にしたいと思い、その心を忘れないように「和心」を書初めとしました。
この気持ちで今年は1年を送りたいと思います。
皆さんのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
尾中 泰拝
(泰岳輝禅)
健康状態を診てくれる。朝、歯を磨きながらでOK。
ゴルフスイングレッスン。
ヨガや色々なものに応用できるでしょうね。
怪我の後のリハビリの個人セラビープログラムも可能かな。
10月3日から幕張メッセでスタートしました。
ここインド、ハイドラバットに居るので行くことは叶いませんが、来週のIoT Japan 2017には行く予定です。
家電見本市としてずっと続いてきたこのCEATECもいよいよ製品の見本市からIoTソリューション提供の場に変わった感じですね。異業種の参加や見学者も増えるでしょう。
鏡がIoTに・・・
家具がIT端末になる世の中。アイディア次第で色々なビジネスチャンスがあると思いまう。企画力の勝負。技術は大手やスタートアップが提供。それをどう組み合わせて具現化するか?
逆に大手企業も自前の企画だけでなく、広く個人、団体、SMBにそうした企画力を求めていくべきではないかと思います。うん? そういうサイト運営も面白いかな?
福岡市で月1回開催されている「支店長会」に招かれて講演の機会をいただいたのですが、それが記事になりました。250名以上の日本企業の支社長が集られる勉強会だったのですが、私自身いい勉強をさせていただきました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ