《 雅羅・/・襍録〝桜'24-1〟❖ ’24-98❖ 》

昨年2月28日、泉の森・民家園;
タイリョウザクラ(大漁桜)樹木。
タイリョウザクラ(大漁桜)      バラ科(Rosaceae)
学名:Cerasus × kanzakura ‘Tairyō-zakura’
樹形: 傘状 樹高 :高木 花形: 一重咲 花の大きさ:中輪 花色 :淡紅
蕾は濃い紅色。
花床筒は、筒状釣鐘形、 萼片は長卵状三角形。
ガクヘン(萼片):5枚。5枚の花弁と互い違いに付く。



《   身近な桜〝桜・・諸々 !?!〟〝4月花Ⅷ〟 》
サクラ属の落葉高木または低木、果樹の中堅果類として分類される。
静岡県熱海市網代で作出された早咲き桜の一種(角田春彦作出品種)。
原木は静岡県熱海市の網代漁業組合の網干場に有る由。
花色が桜鯛の色に似ている、1~2枚の旗弁のある小花が混在する。
此等のことから花名が付けられたといわれている。
早咲きのオオシマザクラに寒桜を交配したと記録されている。
温暖な網代では2月中旬頃に開花する様だが、他所は3月初め開花。
桜鯛色の様な花弁、質感がある。花床筒は筒状鐘形 萼片は長卵状三角形。
花色・淡紅紫色、5枚花弁、一重咲き、中輪。
神奈川県内の植栽場所に酒匂川桜並木があるとか、来年は鑑賞に行きたい。
資料によれば、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。作出された桜種。
早咲きの大島桜の実生と寒桜のかけ合わせで生まれた一種。
花色がサクラダイ(桜鯛)に似ているとか、漁師町で誕生したとか。
大漁を祈願し縁起の良いおめでたい名前、由来を読むと微笑ましい。
魚好きな僕からすると“サクラダイ”とはハナダイ科のイメージがある。
このハナダイ小型だが、マダイ(真鯛)よりはるかに美しい。
春に因んだ、大漁祈願・真鯛・・網代、やはり真鯛に由来するか。
余り市場ではお目にかからないハナダイ科の桜鯛、実に美しい姿だ。
余談はさておきこの大漁桜、知名度は低い。身近に植栽されていたとは!!
幾度となく見ていたのだ。河津桜の隣に植栽されていた。気にしていなかった。
河津桜の変種くらいに思っていた。よくよく眺め、図鑑を見てわかった。
枝が横に広がり、樹形は傘形(半球形、ドーム形)になる由。
見栄え良いと資料にあったが、咲いた姿は未見。
幹(樹皮)は黒っぽいが、濃いめのピンク色の花は河津桜に似ている。
図鑑・資料を見ただけでは、河津桜と判別出来ない、と思った。
河津桜より遅い開花とある。興味津々の桜を知った。
網代の2月と言えばサバフグの干物がある。来年は網代に行こう。

※ 桜・花見と言えば3~4月。桜は1年を通して種々見れる。
今年は、4月花として書くことにした。 ※


「令和陸年(皇紀2684年)4月7日、記」
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ