《 雅羅・/・襍囈〝里地里山の今〟❖ ’24-95❖ 》

泉の森・山野草園下側斜面いっぱいに咲くヤマブキソウ(山吹草)
見応えある。
ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科(Papaveraceae)
学名:Hylomecon japonica(Chelidonium japonicum)

《 泉の森の植物〝4月花Ⅲ・Ⅳ〟》
ヤマブキソウ;
落葉樹林・常緑樹林の中や縁等、林内でも比較的明るい場所に生活する植物。
群落を形成する傾向が強く、単体は珍しい。野生は、減少しつつある。
花姿がヤマブキに似ており、草本なのでヤマブキソウ。
地下に大きな球根(根塊)ができ、春になると芽を出して葉を伸ばす。
花は径3cm~4cmで花弁は4枚、色は明るい黄色。
花後に葉を茂らせて生長し、地下の根塊を肥らせて秋に葉が枯れて休眠に入る。
葉は小葉が3枚集まって一枚の葉となる三出葉で、縁にギザギザが見られる。
葉や茎を切ると黄色い汁が出てくる。葉の姿は多様で其々別の種とされる。
盗掘等で減少(丹沢山地)。「神奈川RDB」で絶滅危惧Ⅱ類。


ヤマブキ(山吹)、大和市泉の森北入口
ヤマブキ(山吹) バラ科(Rosaceae) 
学名:Kerria japonica (L.) DC. 
別名:スッポン、ツキ、トーシン

ヤマブキ(山吹);
落葉低木。高さ1-1.5m。日当たりのよい林縁によく見られる。
地面からたくさんの茎がのび、枝先は垂れ下がり花をつける。
茎は細く、根元から多く株立ちし、高さ1~2m。
茎は初めは緑色で2~3年で褐色になり木質化し1つの茎の寿命は5~6年以内。
低木の幹は株立ち1本づつは数年で枯れ、株は次々に新しい茎を伸ばす。
葉は互生。表面は葉脈上に毛が散生し、裏面は全面に細かい毛がある。
葉は長さ3-10cm、幅2-4cmで先は尖がり縁に明確な鋸歯がある。
花は、直径3-5cmの鮮やかな黄色(ヤマブキ色)。
しなやかな枝が、風に揺れる姿から、古くは「山振」と書いた。
花弁は5枚で、平開する。雄蕊は多数、雌しべは5~8個。

「令和陸年(皇紀2684年)4月4日、記」
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ