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 <MR職人・生涯現役の鬼軍曹>

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お母さんは命懸けであなたを産みました・・ この世に産んでくれてありがとう・・ 命はたった一つのもの~数えてはいけない・・   親を愛し尊敬する者は人を憎むことはない・・ 親を慕う者は、人を毛嫌いすることはない・・                    

<あの本が好き・・>

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<あの本が好き・・>
書籍名~  <きっと あなたは、あの本が好き>・・連想でつながる読書ガイド
出版者~   立 東 舎

この書籍は <10人の(芥川賞作家・・翻訳家・・書評家)が、とっておきの本を紹介する読書ガイドです。

主役の・・都甲 幸治(とこう こうじ)さんは、日本のアメリカ文学研究者、翻訳家です。

<都甲さん>他の話し家  
*  武田 将明 (たけだ まさあき) さん
*  藤井 光 (ふじい ひかる) さん
*  藤野 可織 (ふじの かおり) さん
*  朝吹 真理子 (あさぶき まりこ) さん
*  和田 忠彦 (わだ ただひこ) さん
*  石井 千湖 (いしい ちこ) さん
*  阿部 賢一 (あべ けんいち) さん
*  岡和田 晃 (おかわだ あきら) さん
*  江南 亜美子 (えなみ あみこ) さん


小生は・・残念ながら・・時代が違うのか~ジャンルが違うのか・・だれ一人知らない。

伯父が、昭和の初期から<英国文学の翻訳>を、職業として・・細々と暮らしをしていたので・・<翻訳家>は苦労の割には大変だ・・と考えていた・・

最近は、新聞の文芸欄等で<書評家・・>の・・肩書を見ることもあるので・・なんとなく職業の一端を、承知していた。


都甲さんを中心に、集まったメンバーが、外国から日本まで・・不朽の名作からベストセラーまで、縦横無尽に語り尽くされています。

<共通点は、読んで面白かったこと・・>

*   村上春樹が気になる人に・・ 

*   ルイス・キャロルが気になる人に・・

*   大島弓子が気になる人に 

*   谷崎潤一郎が気になる人に 
   
*   太宰治が気になる人に ダメ人間の生態

*   コナン・ドイルが気になる人に 

全部は書き写せないが・<谷崎 潤一郎~太宰 治 >以外の作家や漫画家は、わからない・・

盛り上がっている座談会の空気が伝わってこない・・

70数年・・固定化された <脳味噌>に、新しいジャンルが入り込む余地はなさそうだ・・

#読書

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<愛人と本妻が並んで座っていた>

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<愛人と本妻が並んで座っていた...
<書籍名~   <救命センター カルテの向こう側>
<著者>~    浜辺 祐一 (はまべ・ゆういち) さん~都立墨東病院・救命救急センター部長
<発行所>~  集 英 社

<プロローグ>から抜粋・・
私の勤務先は・・もし、来るべき首都直下型地震で、あの<東京カイツリー>が倒れてきたとしたら、ちょうどその先端がかかるか、かからないの辺りにある病院です。

あちこちからお叱りを受けてしまいそうな、不謹慎な軽口をたたくと、案の定、どなたも怪訝な顔を、されます。

半世紀ぶりに再び東京でオリンピックが開催されるのだとか、
一方で、ここ数年のうちにも 首都圏を襲う大地震が来るかもしれないという不気味な予測が声高に喧伝されている折も折なのに・・と、小生、少なからぬ戸惑いを、正直、隠すことができません。


20年来の不況を抜け出そうとする<アベノミクス>がいよいよ正念場を迎え、さらに<新しい都知事>が、いよいよ腕を振るおうかという時なのに、こんな弱気の物言いは、それこそ、お叱りを受けてしまいそうですね・・


MR職人は、人は老成していくごとに <大局を達観して見る>能力が備わっていくのだな・・感じ入った・・


本文から目に付いた事項は・・

*   一人暮らしで倒れているのを大家に発見され、救命センターに運び込まれた60代の男性。

*   喉とみぞおちを刺され、大量出血で運び込まれたが一命を取り留めた老人・・意識が回復して発した言葉は、<妻を殺した>・・

*   家族がいるのかもわからないまま、重症で意識が戻らない・・


そういえばこんなこともありました。
患者さんは、愛人宅で、首を括っているところを、愛人に見とがめられた中年の男性でした。
予断を許さないと判断した主治医が説明するため控室に出向いたら・・何とそこには<愛人と本妻<が並んで座っていた。

愛人曰く <先生、あの人、、なんとか命だけでも助けてやって下さい・・>
一方・本妻曰く <あんなのは、もう、殺してしまって下さいな、先生>

この話、実は。<後日談>があります・・

小生はしっかり読みましたが・・ブログルの皆さまには公開しません・・著作権??


#医療 #読書

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 <真の安全保障を考える>

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 <真の安全保障を考える>
書籍名~  <人類と地球の大問題>
著者~     丹 羽 宇 一 郎 さん~ (元) 伊藤忠商事会長~ (元) 中国大使
出版者~   PHP研究所


丹羽さんは民間出身で初めての駐中国大使でした・・

小生も官僚と違い・・思い切った行動をして頂けると期待していましたが・・
<歯に衣を着せぬ発言>が、問題になり惜しくも退官された。

その後は外交に素人の小生から見ても・・裸で交渉できな い<官僚達>のへっぴり
腰で<日中両国関係>は、ぎくしゃくしている。

<裏表紙から・・>
地球の人口は倍増し、温暖化も進み、食料や水の枯渇リスクも高まってきた。

たしかに最近、日本でも頻発する集中豪雨や巨大化する台風などの“地球の反乱”には、私たちの想像をはるかに超えるものがある。

にもかかわらず <なんとかなるさ>と、知らん顔を決め込んでいる人間は、傲慢すぎるのでは・・

昨冬のCOP21では、世界196の国・地域が温暖化に対する取り組みで合意に達したが、いまこそ、人類の英知が試されるときである。

丹羽さんが自らの商社マン時代、中国大使時代の体験も踏まえ、人類の未来を展望し、真の安全保障を考えを述べています。

<興味を引いた個所から>
2020年に開催される東京オリンピックは、日本で一番暑い時期にあたる8月上旬<男女のマラソン>が予定されている。

近年東京は<猛暑日続き>で、観測史上の記録を更新している・・
炎天下の路上を走る<マラソンや競歩>は、高湿度に慣れていない外国人選手をはじめ棄権者が続出し・・レースにならない可能性もある。

<太陽光パネルを宇宙に飛ばす・・太陽光発電システム>
冗談ではなくまじめに論議され始めた・・
<太陽光パネル>を、人工衛星で飛ばし、宇宙で発電して地球に転送するという壮大な構想だ・・
あるいは、宇宙空間に多くの反射鏡を設置して、太陽光を遮断して気温上昇を抑えるというアイデアもある・・

小生が以前聴いた広義では・・宇宙から発電した電気を特殊なケーブルで地球まで転送し巨大な <パラボナアンテナ>で受電する??

温暖化で <ホッキョククマ>の危機・・笹が枯れて<パンダが>・・マングローブ林が海面に沈んで <トラ>が・・

その他・・盛り沢山の事例が並んでいました・・

#経済 #読書

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< 美しい職人 >

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< 美しい職人 >  <指物師~ 酒井 裕行 さん...  <指物師~ 酒井 裕行 さん> <南部鉄筋職人~ 吉田 真也 ... <南部鉄筋職人~ 吉田 真也 さん>」  右・・ <野鍛冶職人~ 宮崎...  右・・ <野鍛冶職人~ 宮崎 春生 さん>
  左・・ <刀剣職人~ 大塚 寛信 さん>
書籍名~ <職人男子>・・伝統に生きる僕たち
著者~    職人男子編集部
発行所~   辰 己 出 版

タイトルに <職人・・>に釣られて <MR職人>は本書を借りてきました。

話題の<野鍛冶職人~ 指物師~ 江戸小紋職人・・江戸切子職人・・南部鉄器職人

総勢17名の若く美しい名工たちによる、普段はなかなか見ることのできない、
ひたむきでかっこいい仕事ぶりとその魅力を、写真やインタビューで紹介されています。

<職人たちの声>から・・
使う人の思いを感じ取って、その思いを道具に込める・・師匠からは職人としてのすべてを教えてもらいました・・

なにより大切なのは <自分を出さない>こと。次の時代の職人さんに・うまくバトンを渡したい。

この世界で <一人前>とは,新しいモノを生みつづけられる人だと思う

<心技体>が揃っている・・タイミングは本の一時。 衰えてもなお、刺し続けていきたい。

<よくわからないけど、なんか、これいいね> そう言ってもらえる作品が理想的・・

伝統に生きる・・日本の若い職人たちには<魅力>があります・・

小手先の技術ではなく<王道>を歩んでほしい・・後継者を育ててほしい・・


<老兵の小生も>・・いつまでも <職人>と呼んでもらいたい・・

 


#生活 #読書

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<天皇陛下と四つの大切な日>

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<天皇陛下と四つの大切な日>
書籍名~  <天皇のイングリッシュ>
著者~    保坂 正康 さん・・ノンフィクション作家
発行所~    廣 済 堂

<まえがき>から・・
天皇は皇太子時代の記者会見で<日本人にとっては忘れてはならない四つの日がある>と述べた。

その<四つの大切な日>とは、6月23日の沖縄終結の日~ 8月6日の広島原爆の日~ 8月9日の長崎原爆の日>そして<昭和天皇が玉音放送をした8月15日>である。

そしてそれらの四つの日に、天皇は皇居で静かに祈りの時を過ごされるのだと付け加えられる。

最近・・天皇は、ご自分の考えを鮮明にして発言するようになっている。

もっとも典型的なのは、太平洋戦争についてのお言葉である。
戦争の犠牲となった霊 を慰める意がこめられているのはむろんだが。
その反省の言葉は徹底している。


今上天皇は、終戦直後の多感な少年期に接した米国人女性(ヴァイニング夫人)によって英語教育とそこに付随してもたらされた <民主主義>というものが、 元より備わっていた能力を刺激し、その考えを深め、それがいま見事に開花している。


<ヴァイニング夫人は何を教えたか>
夫人が皇太子教育のために用いた副読本は、数多いが<巧みに良書を選択している>というのが私の印象である。
アメリカ国内でも<理想主義的な教育に適している>という定評があるようだ・・


<ダグラス・マッカーサー元帥との口頭質問>
元帥・・  はじめまして、サー。 お目にかかれて嬉しく思います。
皇太子・ 初めまして、元帥・あなたにお目にかかれて嬉しく思います。
元帥・・  お父上によく似ていらっしゃる。


小生はあまり <皇室>には興味は持たないが・・昨今の <天皇陛下>の平和を願う姿勢には共鳴できます・・

<安保改正~憲法改正>などと・・大騒ぎする駄々っ子の<安倍首相>・・
少しは立ち止まって <天皇陛下>の発言の要旨を理解してもらいたい・・


#読書

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 < 万 華 鏡 >

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 < 万 華 鏡 >
書籍名~ <私の万華鏡>
著者~    井 村 君 江 さん~ 妖精学の第一人者・・明星大学名誉教授  
妖精美術館(福島県大沼郡金山町)館長・・うつのみや妖精ミュージアム名誉館長
発行所~   紅 書 房

小生は、この本を読むまでは<妖精学>と分類される学問を知らなかった・・

<妖精>とは、子供の頃聴いた話の中に登場するん<水の妖精>・・
幽霊ではないが・・うまく説明できない

辞書を開くと <西洋の神話や民話などに登場する人間の姿をした精霊のこと>
自然の力を宿した神霊の中でも、人のかたちをしたものを妖精と呼ぶ。

井村さんは<摩訶不思議な世??>を、研究されている専門家の大御所です・・

小生がPCで新刊本の予約をした際・・<万華鏡>が目に付いた・・

子供の頃筒を覗き込んだ時に <七色の光>が、目の前で飛び交い・・着色された紙きれやビーズが、コロコロ移動して・・不思議な展開に驚いた・・

その摩訶不思議な筒が <万華鏡>だった・・

それ以来60数年お目にかかったことがなかったので・・<万華鏡>にかかわる本だと思って借りたが・・内容は違っていた。


井村さんが・・菊 池 寛・・西 條 八 十・・堀 口大 學・・佐 藤春 夫・・三島由紀夫・・
司馬遼太郎・・などの文豪たちとの思い出を
<万華鏡>を回すように縦横に織りなされる人間模様が、書かれている・・

<菊池 寛>の講演で聴いた話・・<カエルの逸話>小学生の頃いつも上着のポケットに生きたカエルを入れており・・それが急に飛び出して、自分も会った人も驚いたという・・


<三島由紀夫> そういえば<三島さん>は、年を取るのを嫌がっていた・・
<年を取るってことは滑稽だね・許せない>といつも言って、<英雄の死>に憧れを持っていた。
<西郷隆盛>は50歳で世を去り・・私は今なら英雄たる最終年齢に間に合うのだ・・

井村さんが出会った多くの方たちの中から36人を選んで構成されている・・


井村さんが名誉館長をしている<うつのみや妖精ミュージアム>のHPを見ると

11月30日に、妖怪漫画の巨匠・水木しげる先生がご逝去されました。
当館では現在、水木しげる先生を偲んで、
生前、親交の深かった井村君江名誉館長による追悼文と
水木先生より賜りましたサイン色紙を展示しております。

< 妖精~妖怪 >・・同種類の組み合わせらしい・・

息子夫婦は共に<井村名誉教授>の門下生で <明星大学>の卒業生です・・

#読書

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< 選挙権は18歳 >

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< 選挙権は18歳 >
書籍名~  <18歳選挙権で選挙戦はどう変わるか>
著者~    飯 田 泰 士 さん
出版者~    昭 和 堂

今年の6月19日に公職選挙法の一部が改正されて・・選挙年齢が18歳に引き下げられます。

18歳~19歳の240万人が新有権者になる・・

飯田さんの詳細な解説・・人口データや過去の調査結果など豊富な資料をもとに、各種選挙の投票率や投票行動を詳細に分析されています。


5歳刻みに多くの選挙の投票率が示されています・・

小生の予想通り??<65~69歳および70~75歳>が、最高・・

年齢層の低下に合わせて投票率が下がる・・<20~25歳>が最低になる・・

最低の層は最高の層の1/2 以下で・・30%に届かない・・

<若年層>の政治に無関心が数字に表れている・・

新有権者は・・興味本位もあり・また <生徒会会長選挙>等で慣れているので??かなり高くなるのではないだろうか・・

<ユニークな選挙>
投票率を高めるには投票率90%を超える<オーストラリア>のまねをするのも一考です・・

大きな理由は・・投票が義務であり、棄権した場合に、罰金が科されることがあるという制度の存在だ。 (罰金は少額であり、デパートでランチを食べるくらいの額だ)

あとがきに<NOTO>・・104項目にわたりわかりやすく詳しい説明が記されている。


#政治 #読書

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 <土のひみつ>

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 <土のひみつ>
書籍名~  < 土のひみつ >
編集者~執筆者  日本土壌肥料学会<土のひみつ>グループ
発行所~   朝 倉 書 店

<日本土壌肥料学会会長・・間 藤  徹さん>による推薦のことばより


本書は2015年国際土壌年を記念して、土壌学に関わる中堅から若手研究者によってまとめられた。
荒削りだが土壌研究者の意気込みが感じとれる良書である。

人類の生存基盤である土壌の機能の解明が進み、今後の課題が浮き彫りにされ、土壌に対する社会の理解がさらに増進されることを期待する。


小生は<科学・化学>は苦手です・・

図書館で予約した本の中に本書が混じっていた・・<タイトル>で、予約したのが<運の尽き>・・読まずに返却するのも失礼なのでページをめくっています。

* (1-1) 土とはなんだろう?
土壌とは・・陸地の表面にあって、<光~温度~降水など外部の条件が整えば、植物の生育を成句を支えることができるもの・・

* (2-1) 土はどのようにしてつくられるのか
土壌にでき方は2段階の過程を経る・・岩石や火山灰を出発物質として、それらが物理的に細かくなったり、科学的に変質したりして、まず<母材>とよばれる土壌の原材料が形成される。
次にその<母材>の・・

*  日本の森林は炭素を貯留する能力が高い

*  微生物による有機系有害物質の分解

*  栄養不良な土壌でこそ頑張る植物がいる

*  水田は微生物多様性の宝庫

*  微生物がサトウキビを大きくする,ってほんと?

*  カビの中にバクテリアがいる,ってほんと?

*  鉄をも動かす微生物,ってほんと?

興味をそそる項目がずらりと並ぶが チンプンカンプン>・・

残念ながらギブアップして・・本を閉じた・・


#読書

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<胃がんは怖くない・・>

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<胃がんは怖くない・・> <胃がんは怖くない・・> <胃がんは怖くない・・>
書籍名~  <胃がんでいのちを落とさないために>
著者~    浅 香 正 博 (あさか まさひろ) 医学博士
出版者~   中央公論新社

浅香さんの専門は消化器病学~臨床腫瘍学で消化器系がんの第一人者です。す)

小生がびっくりしたのは・・
<胃がんは感染症だった!>と言うショッキングなタイトルでした。

浅香さんの話では・・ピロリ菌による胃がんは98%にも達し、すなわち胃がんはピロリ菌による感染症という・・


10年で50万人の患者を救う・・
わが国では現在 <胃がん>でいのちを落とすのはもったいない時代に入った。

世界に例を見ない、健康保険適用による <胃がん撲滅プロジェクト>がある。

小生は50数年前に<胃潰瘍>の手術を2度繰り返し・自律神経のバランスが崩れ3年余り浪人し・・以後生き方を変え・・肉体労働を断念して<不動産業界>で50年生き延びてきた・・

当時は<ピロリ菌>等は発見されてなかったのでやむを得ぬ<治療法>だった。


浅香さんお説明から・・<ピロリ菌>が胃がんの原因の1つ、と言うレベルではなく大半はピロリ菌によるものだったのです。

このピロリ菌が胃がんの原因であることを証明することがいかに困難であったか・・、その苦労が多く書かれています。


* 結論として
胃がんがピロリ菌による感染症である以上、原因菌であるピロリ菌を除菌すればいいのです。
それによってあなたも私も胃がんになる確率は格段に減ります。
胃がんで命を落とすこともなくなるのです。


大変心強い言葉です・・時々<健康診断>等を受診して未然に防止する必要がありそうです。


#健康 #読書

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<日本企業の問題点>

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<日本企業の問題点>
書籍名~  なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか
著者~    黒 田 豊 さん~ シリコンバレー在住・・ビジネスコンサルタント 
発行所~  日本経済新聞出版社

黒田さんはシリコンバレーで30年近く、革新的なビジネスモデル、イノベーションの誕生を目にしてこられた。

アメリカの企業に比べて・・画期的なアイデアが活かせない日本企業、日本社会の文化・制度の落とし穴を具体的に指摘し、どうすれば再び活力を取り戻せるのかを提言されている・・

日本企業は人材も、技術もあるが、革新的なビジネスが生まれない・・

社員のモチベーション、潜在能力が高いのに、なぜ <面白い>ビジネスが生まれにくいのか・・

* 裏表紙から
潜在能力が高いのに、十分に実力を発揮できない日本企業・・
根幹には、グローバル市場での活躍を妨げる三つの障害がある。

(1) ビジネス・イノベーションの仕組みが作れない
(2) 画期的なアイデアを消してしまう日本的思考と環境
(3) 優れたビジネスを生んでも、グローバル展開できない現状


小生がいつも感じているのは・・
<新規や改革>の提案をすると・・必ず <前例がない~ 昨年はこのように企画した~ 失敗したら誰が責任を取るの>という輩が多い・・

黒田さんは日本は <減点主義>だとよく言われる・・
日本にいるとそれが当たり前になってしまう。


米国企業で昇進していく人たちは、仕事で <成功した人たち>であり、単に失敗をしない人たちではない。 
つまり <減点主義でな く加点主義だ>

日本では<年功序列や学歴主義>の残っている会社の多くでは、失敗さえしなければ、年とともに昇進できる。

<無難>を、看板にしていると優秀な社員も <飼い殺し>になる・・

安易な人員整理で・・有能な<技術者たち>が海外の企業に引き抜かれている・・

整理に応募しない<クズ社員>から解雇して・・有能な社員を残さないとリストラの効果も少ないはずだ・・

零細企業のリストラを見習ったらいかがでしょうか??


<アップル~グーグル等>有力企業の成功例の詳細も書かれている・・

台湾の企業に買収されるようでは情けない・・

<技術の日本>はどこに行ったのか・・早急に巻き返しを期待したい。


#ビジネス #読書

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