9月
21日,
2017年
DC48Vに注目
EV系の車両の制御部分は48Vが標準となりそう。
PoEの供給電圧は48-52V
12Vバッテリーを4個直列にすれば48V
家庭用の照明等の電圧は現在AC100から240Vだが、LEDの出現で、DCでの効率は
ACにまさる事が証明されている。70V以下なら工事に関しての規制は無い。
PoEは私の得意分野、電力伝送と情報伝送が一本のLANケーブルで出来る。
そのLANケーブルの最も問題部分の解決の糸口は手中に収めた。
9月
7日,
2017年
PoEの注意点、給電方式
通常の使用であれば問題はないし、LANケーブルのCROSSの使用も考えられる
場合でも対応する事が出来ますが、これの仕様云々が必要な方には、いささか
厄介な事になります。
PoEの基本的な知識がないと、全く理解できないからです・・・
8月
5日,
2017年
PoE負荷試験機の改良
供給される電圧を常時監視する端子を付けました。
これは、PoE独特の仕様で、電力供給方法が3(4)存在するため、これらの
どの方法でもLINE電圧を変換直前で測定可能となりました。
負荷の電圧計も増設しました。
今日も増産しています・・・・
7月
28日,
2017年
PoE試験機作成中
検査対象によって仕様が変更になる時もありますが、基本回路は同じです。
部品もそろそろ底をついてきました。
7月
14日,
2017年
PoE試験機、ほぼ完成
公式基準として、IEEE802.3af/atが公開され、市販機器で単体販売している
機器は、この規格に従っている。
PoEはPSE(電源供給器)とLANケーブル、そしてPD(受電器)から構成
される。PSEはHUB型の場合もあれば、挿入型(インジェクター)もある。
さらに、延長するための拡張器(エクステンダー)なども販売されている。
問題はトラブル発生時で、この場合の障害切り分けは意外に厄介である。
機器メーカーが同一で無いことや、LANケーブルなど長さや抵抗値の
定かで無いものが介在していることや、設置された状態では機器等を集合
しての接続試験がやりにくい。
特にPoEは非PoE機器との接続で誤送電をしないための様々な仕掛けがあり
これが、PSEとPDの双方にあるため、動作理論を理解していないと、かなり
難渋する。
試験機は、過去の経験から、PDエミュレータとして稼働し、手動で
負荷(af/at)を切り替える事が可能、負荷器も交換可能、長時間の負荷試験
や、PSEの電源容量なども比較出来るように設計してある。
テスター端子も用意し、端子電圧から正味の負荷インピーダンスや
LANケーブルの電圧降下測定など様々な測定を可能とした。
7月
8日,
2017年
電子回路とプログラミング
可能です。
つまりキーボードの操作のみで完結可能となるわけです(当然すべてではありません)
ところが電子回路はそうは行きません、回路設計をし、部品を集め、組み上げなけ
れば試験すら出来ません。
そして、そこからデバッグが始まります。
特に今取り組んでいるPoE系は回路電流が半端ではないので、ミノムシでちょっと
挟んでとか、ボードでの試験などは、思わぬ失敗を招きます。
面倒でもハンダ付け、しっかり端子板を使って部品の固定など、PCプログラミング
に比較すると恐ろしい程の工数が必要です。
今日も会社でその実験の繰り返し、平日はなかなか落ち着いてできないので
このところ毎週のように休日に作業です。
でも、打ち込んで仕事をすれば結果は出ます、思わぬ発見もあり、心躍る
日々を過ごしています。
仕事を与え、モチベーションを鼓舞させてくれたみんなに感謝です。
7月
8日,
2017年
LED専用DC12V電源RJ45出力装置
出力はRJ45で、LED本体までの電路にはLANケーブルを使用します。
ただ、このままでは他のネットワーク機器を接続すると破損する恐れが
あるので、特殊な工夫がしてあります・・・・・・・
PoEは様々な方法で送電開始の条件を調べてくれますが、この装置は
いきなり送電します、このため混在した時の安全対策を考えています。
現時点でDC給電線はLANケーブルが断然有利ですが、LANケーブルは両端が
オスであるため、思わぬ誤接続の恐れがあります。
通信の場合は破損にはならず、通信不能で済みますが、エネルギー伝送
の場合にはそうは行きません、PoEはその部分が実によく考えられて
います。
しかし、すべての照明をPoEにする必要はありません、でもLEDが使いたい、
こんなシーンを想定しての試作研究です。
7月
1日,
2017年
PoEの次はSplit検出
SPLIT結線の防止装置を考案中。
これには電子回路が必要ですが、問題は、その回路で判定に使用する周波数と
波形を特定し、部品を構築せねばなりません。
これには、ファンクション・ジェネレータで、周波数を一定時間で変動させ、その
様子をシンクロスコープで監視しながらチェックする方法で対応します。
機器は安価になったとは言え、カメラのように簡単に買える価格ではなく、それ
なりの投資が必要です。
測定器は購入出来ますが、検査用の治具はすべて手作りしなければなりません。
これの設計を間違うと、すべての実験結果が無駄になります。
SPLITはケーブル長さでも出現する値がが異なるため、正常品とSPLITの二種類
をそれぞれの長さで用意(自作)せねばなりません。
地道で辛抱の連続の作業です。