IEEE802.3btでのケーブル負荷試験

上側が試験機、下側が電源です。... 上側が試験機、下側が電源です。
電源部には電流が測定できる端子が設けてあります。
電圧は電源部中央にデジタル表示で、電流はmA単位
までテスターで読み取ります。
実際に通電した値、50.6Vで... 実際に通電した値、50.6Vで1.944A、力率100%なら98Wの
負荷となっています。
重要なのは、LANケーブルに流れる電流値で、これにより
発熱量が決まります、これを定格の2Aに維持して
通電させることが出来る機器です。
右の水平端子が電流計用、中央の... 右の水平端子が電流計用、中央の2個の端子は出力用で
左のSWでそれぞれの出力をON/OFF出来ます。
電源ユニットはL型金具で木台から10mm以上空間を空け
放熱を考慮してあります。
DC48V電源と負荷試験器を組み合わせ、即時に試験が可能な機器と
しました。
負荷は白熱電球、W数を替えることで負荷調整します。
100W+40Wで、DC50V印加して2Aとなる事がわかりました。

IEEE802.3btは2018年初に公開されるPoEの最新規格で、LANケーブルで
約100Wの電力伝送が可能となります。この試験機は従来から使われている
規格のケーブルがそれに耐えるか否かの試験を行うためのものです。
試験は最低でも数時間は行う必要があり、そのための工夫が施されています。
#network #pc #poe

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看板完成(近距離)

看板完成(近距離)
R155沿いで西側からの撮影です。
後は夜間照明、これはPoEでの給電を予定しています。

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姿を現してきた802.3bt

姿を現してきた802.3bt...
無負荷は「不可」 無負荷は「不可」
PoEの最新規格である802.3btが製品として姿を現してきました。
電力として100Wが供給可能となっています。

これはPoEとしての供給する電圧が50Vとして場合(実際は48-52V)、2Aの電流が
必要となります。

更にPDの従来製品との互換を考慮すると、当然PSEはA/Bの両方式の合体で
あることは容易に想像出来ます。
つまり、A/Bそれぞれで50Wを供給する事になりますが、それでも802.3atの2倍
の電力供給となります。

こうなると電力供給をするLANケーブルの放熱や電圧降下を真剣に検討しなければ
なりません。
特に従来のPoEテスターは無負荷での電圧測定のみであるため、正確な測定が
出来なくなり、その対応をせねばなりません。

VEGAでこの問題に以前から注目し、その対応を行っています。
#network #pc #poe

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DC48Vに注目

DC48Vに注目
DC48V、直流の48Vの事、この値は今後世界を変えるかもしれない・・・・
EV系の車両の制御部分は48Vが標準となりそう。
PoEの供給電圧は48-52V
12Vバッテリーを4個直列にすれば48V
家庭用の照明等の電圧は現在AC100から240Vだが、LEDの出現で、DCでの効率は
ACにまさる事が証明されている。70V以下なら工事に関しての規制は無い。

PoEは私の得意分野、電力伝送と情報伝送が一本のLANケーブルで出来る。
そのLANケーブルの最も問題部分の解決の糸口は手中に収めた。
#network #pc #poe

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PoEの注意点、給電方式

CROSSを使っても極性が反対... CROSSを使っても極性が反対でも、写真中央のブリッジダイオードで調整するのでOK
それでも給電方法の確認のため、... それでも給電方法の確認のため、PoE試験機(VEGA製)では、
極性判定装置を追加すべく、テスト中。
LED(色違い)を使い、ダイオードでストッパーを作り、極性によって
点灯するLEDを分けています。
PoEは給電方式がA/Bとあり、更にAでは極性が反対のPSEも存在しています。
通常の使用であれば問題はないし、LANケーブルのCROSSの使用も考えられる
場合でも対応する事が出来ますが、これの仕様云々が必要な方には、いささか
厄介な事になります。
PoEの基本的な知識がないと、全く理解できないからです・・・
#network #pc #poe #split

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PoE負荷試験機の改良

負荷電圧の表示 負荷電圧の表示
LINE電圧の監視 LINE電圧の監視
早朝から作成中 早朝から作成中
試作を重ねていくと、要・不要が見えてきます。

供給される電圧を常時監視する端子を付けました。
これは、PoE独特の仕様で、電力供給方法が3(4)存在するため、これらの
どの方法でもLINE電圧を変換直前で測定可能となりました。
負荷の電圧計も増設しました。

今日も増産しています・・・・
#network #pc #poe #split

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PoE試験機作成中

PoE試験機作成中
これで、何台目になるのでしょうか、こうやって一台一台作製してゆきます。
検査対象によって仕様が変更になる時もありますが、基本回路は同じです。

部品もそろそろ底をついてきました。
#network #pc #poe #split

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ラズパイ再開

ラズパイ再開
PoEでかなりの期間を開発を行ってきましたが、一段落となり、ラズパイ再開です。
今回はこれで生産管理のある部分のIT化を試みており、実験中です。
#network #poe #split #wifi

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PoE試験機、ほぼ完成

PoE試験機、ほぼ完成...
PoEはLANケーブルで電力を送る技術。
公式基準として、IEEE802.3af/atが公開され、市販機器で単体販売している
機器は、この規格に従っている。

PoEはPSE(電源供給器)とLANケーブル、そしてPD(受電器)から構成
される。PSEはHUB型の場合もあれば、挿入型(インジェクター)もある。
さらに、延長するための拡張器(エクステンダー)なども販売されている。

問題はトラブル発生時で、この場合の障害切り分けは意外に厄介である。
機器メーカーが同一で無いことや、LANケーブルなど長さや抵抗値の
定かで無いものが介在していることや、設置された状態では機器等を集合
しての接続試験がやりにくい。

特にPoEは非PoE機器との接続で誤送電をしないための様々な仕掛けがあり
これが、PSEとPDの双方にあるため、動作理論を理解していないと、かなり
難渋する。

試験機は、過去の経験から、PDエミュレータとして稼働し、手動で
負荷(af/at)を切り替える事が可能、負荷器も交換可能、長時間の負荷試験
や、PSEの電源容量なども比較出来るように設計してある。

テスター端子も用意し、端子電圧から正味の負荷インピーダンスや
LANケーブルの電圧降下測定など様々な測定を可能とした。
#network #pc #poe #split

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電子回路とプログラミング

戦い終わって、今日はこれまで、... 戦い終わって、今日はこれまで、もう裸眼では当然無理、更に
ルーペを使っての作業、でも手先は一ミリもずれない、昔取った
杵柄なんでしょうか・・・・
コンピュータのプログラミングは、極論するとPCがあれば完成型にほぼ近づけることが
可能です。
つまりキーボードの操作のみで完結可能となるわけです(当然すべてではありません)

ところが電子回路はそうは行きません、回路設計をし、部品を集め、組み上げなけ
れば試験すら出来ません。
そして、そこからデバッグが始まります。

特に今取り組んでいるPoE系は回路電流が半端ではないので、ミノムシでちょっと
挟んでとか、ボードでの試験などは、思わぬ失敗を招きます。

面倒でもハンダ付け、しっかり端子板を使って部品の固定など、PCプログラミング
に比較すると恐ろしい程の工数が必要です。

今日も会社でその実験の繰り返し、平日はなかなか落ち着いてできないので
このところ毎週のように休日に作業です。
でも、打ち込んで仕事をすれば結果は出ます、思わぬ発見もあり、心躍る
日々を過ごしています。
仕事を与え、モチベーションを鼓舞させてくれたみんなに感謝です。
#network #pc #poe #split

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