12月
1日,
2012年
冬の準備その1
でも、結構無くしたり、破れたりするので高価なモノは買いにくいのが実情。
写真は両方で1500円、ヒート高価のある手袋と断熱効果のあるタイプの
二枚重ねです。
10月
1日,
2012年
武尊山トレッキング(2012.09.29)
武尊神社からさらにゲートをどけて進入可能。
帰路の剣が峰からの下山は粘土質で木の根と段差が多く厄介なルート
9月
16日,
2012年
雲取山トレッキング(2012.09.15)
カーナビでは大月ICからの北上ルートを指示しますが、手前の勝沼ICからの方が道路環境は良好。
コースは長いのですが、道は整備され歩きやすいコースです。
途中七ツ石へのシュートカットがありますが、アップダウンがあるので避けたほうが賢明。
案内標識のある頂上と三角点は別の場所。
7月
12日,
2011年
夏山低山の恐ろしさ
1:気温は平地と変わらない
2:落葉・腐葉土で湿度が下がらない
3:木陰の無い登山道や岩場は照り返しがある
風が無いと最悪の環境になります、この時期の山行きはご注意ください。
普段のトレーニングをせず、暑さに慣れていない事故につながる恐れがあります。
夏山低山では
1:決して無理をしない。
2:歯を食いしばるなどの「気力」は愚の骨頂、山はけっして手加減などしてくれない。
4:他人に頼るな、最悪の場合共倒れの恐れがある。
5:他の装備を減らしても水を十分に確保せよ、低山では夏季なら雨に降られても遭難の恐れは低い、雨具より水。
6:放熱の良い服装を、短パン・薄着で十分、山ガールファッションは夏はやめよう。
夏山に限らず、山行きには普段のトレーニングが重要です、普段なにもせず、都合の良い時に山へ行くなら、コースの難易度を十分にチェックすべきです。
山での運動量はウォーキングとは比較になりません、特に経験が少ないと、登りも下りも、必要の無い筋肉を総動員します、そのための発熱を放散しなければなりませんが、夏季の低山ではこれが困難となるのです、夏季以外なら誠にダイエットなどには結構なんですが、この時期は要注意です。
初心者に関しての話題、これは、女性に多いのですが、「私に登れたから、あなたでも大丈夫!」などと、褒め言葉のつもりで言う方を見かけますが、無責任の極みです、他人の能力は余程同行していない限り推し量れません、もしもの時、この無責任発言がトリガーだったとしたら、どうします? 軽々な会話は慎むべきです。
7月
12日,
2011年
水分補給と体調管理
http://www.heat.gr.jp/condition/supply.html
ご参考までに・・・・・・
7月
11日,
2011年
瓢ヶ岳の北ルート
郡上市美並の苅安から長良川を渡り、粥川を抜け、星の宮神社を通りすぎ、川を渡り、大きなヘアピンの所に登山口がありました。
7月
11日,
2011年
山での熱中症対策その2
運動時の水補給は重要ですが、水のみの補給は45分以下の軽い運動との定義があるようです(出所未確認)
それ以上の負荷運動(山は当然これに該当)では、やはりスポーツ飲料が良いのですが、これが市販の状態だと濃すぎる感じがします。
そこで、これも調べてみると、なるほど激しい運動の後は、市販の状態から倍程度に薄めたほうが吸収がよいとの資料があちこちにあります。
さらに、水+塩タブレットの記事もありました。これは私も経験があります、真夏に磁器を焼く仕事を少しやった事がありますが、その時は塩タブレットを、一定時間置きに、水と摂取するように指導を受けました。
肝心の山での対応です
1:スポーツ飲料を倍に薄めたモノを持参する
2:水の場合には塩分・糖分の補給を考える
3:常に岩塩を携行する
山で足がつる場合、疲労が主原因ですが、水分・塩分の不足も一因との指摘があります、この時期、水+塩分の補給をお忘れなく。
※コメントもご覧ください
7月
10日,
2011年
山での熱中症対策
運動中の熱中症は、梅雨あけ直後の発生頻度が高いとの報告があります、これは
暑さに徐々に馴らしていく(暑熱馴化といいます)が出来ていないためです。
昨日はまさにこれに該当しました。
山では以下の理由で平地とは比較にならないほど発症に対して対応が困難となります。
1:炎天下でなくても運動初期の段階で発症するので見分けが難しい
山での運動量はかなり負荷となります、樹林帯の中でも放熱不良で発症します
2:馴れた場所ほど、当人も含め軽視する場合が多い
このため、発見が遅れる傾向がある。
山では救急車を呼ぶ事は不可能で、ヘリでの救助も一刻を争う熱中症の対応には時間がかかり過ぎです。
熱中症の発症が疑われたら。
1:すぐに行動停止
2:体の放熱を図る
頭部、頸部、上半身に水をかけ、冷却する
水分の補給をする
水・塩分・糖分
水はいわゆるスポーツ飲料が望ましいが、無ければ水をすこしづつ、糖分も与えること。
3:速やかに下山
本人が回復したと言っても、安心せず、十分な休息をとらせ、直ちに下山をする。
山での難しさはここにある、一人の発症で全体の行動計画に狂いが生ずるが、リーダーはここでの判断を誤ってはならない。
4:症状に回復が見られない時はためらわず救難ヘリを呼ぶ
予防対策
1:高齢者・初心者は夏季のこの時期は避ける
2:水の携行は十分に
3:この時期は、即刻撤退がありうる事を事前告知する
4:自由飲水+強制飲水を行う
強制飲水は、リーダーの指示で
※喉の渇きを感じてからでは遅すぎます、こまめに、早めに、少しづつ
5:熱中症に関する勉強会を行い、知識を深める
<熱中症予備軍>
山を軽視している
頑張ればなんとかなると思っている
我慢強い
負けず嫌い
人の意見を聞かない
普段からトレーニングをしていない
自己中心的で、自分だけは大丈夫を思っている
明日は我が身です
7月
9日,
2011年
山での熱中症は極めて危険
4人での山行きでした。
出発は7時15分、異変は1時間後に発生・・・・・
メンバー中最年長の男性(70歳少しまえ)
詳細:
場所鳩吹山滝場ルート
※このコースは一般ルートではないので、地図上でエントリー部分はあえて削除
当人から、昨夜9時過ぎに就寝したが、あまり寝れていないと、雑談で聞く。
最初の休憩地点で、一番汗をかかない私が滝のような汗、つまり気温・湿度が異常に高い状態、いつもは一番の汗かきの当人があまり汗をかいていない、すでにこの時点で異変。
このコースはアップダウンを繰り返すコースで、高湿度のため、足元が悪く、慎重な行動となり、ややスローペースですすむ。
最初の休憩後、5分も立たないうちに、当人が座り込む、当人から顔色が青くないかとの質問、異変に気がついたが、岩場であるため、ここをクリアさせるが、この時点で限界点、会話の語尾にもつれが出ている。
平地ですぐに休憩と水を補給、服装から放熱不良を断定、即座に飲料水を体に掛け、気化熱による放熱を図る、さらに水場まで行き、上半身全体に水を十分にかけ
体温低下を促進、ザックその他を外させて、軽装にして移動開始。
北周りコースの橋の地点で休憩、果物・水分を十分に補給。
ここで二班わかれ、本人は下山。
途中、鳩吹の東屋までの道中、2回ほど足に痙攣があったとのこと、その後無事下山を確認。
原因:
寝不足、高温・多湿、頭部と頸部の放熱が良くないと思われる服装、コースに不慣れ、前日は排尿が多く水分が不足していた模様
総括:
本人は鳩吹は常連で、私よりはるかにエントリー回数は多い、しかし、このコースはやや不慣れであった、これに加えて体調不良
このように夏季の低山トレッキングが危険度が高い、早朝でも油断は禁物、行き慣れた山でも、環境によっては恐ろしい事になる典型。
その後私達は、暑さにもめげず、北回りコースなどを徘徊、休憩をとりまくって下山。
夏季の低山はキビシイ・・・・・・・
7月
4日,
2011年
山行きのための適性
最近、気になるケースが複数あったので、あえてアップしてみました・・・・
1:移動手段を必ず持っていること
特に地方では公共交通機關が貧弱であるため自力(家族)での移動手段は必須、
車の運転が出来なければ、TAXIを使う位の気構えが必要、他人に甘えるのはすぐに限度がきます。
2:時間厳守
3:思い込み厳禁、疑問点は必ず解明しておくこと。
集合場所は前と同じだろう等の思い込みはダメ
4:運動能力の向上のために日々努力すること
グループでの山行きの場合、運動能力が平均以下で、向上の努力をしないと、足をひっぱる事になり、そのうち誘ってもらえなくなります、練習の時間が無いとか、体が弱いなどの理由を並べるなら山行きには不適格です。
5:リーダーの指示は絶対服従であることを理解する
食事を言われた時間に食べる(食欲とは関係なく)、水分の摂取など、リーダーの指示を守れること。
時には撤退など不本意な場合でも、絶対服従が安全の条件となります。
6:グループ内では協調性が最優先
団体行動中は協調性が最優先です
7:積極的に
特に最初は積極的に、予定を聞くなどして、「待ち」の姿勢を取らないこと。
8:山行きの時は、仕事の優先度を下げる
翌日の仕事のために無理な下山をして、遭難したケースは山ほどあります、余裕を持つのは当然ですが、それよりも優先度を下げる心構えが必要です。
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グループ行動を嫌う方は、どうしても単独行動になりますが、単独行は行動範囲が広がらず、危険度も倍増します、HGでのトレーニングならともかく、見知らぬ山へはグループの方が安全度は向上します。