不良ケーブルでもPoEは給電してしまう

意図的に作成したSPLITケー... 意図的に作成したSPLITケーブルで接続。
下はPoEHUB、上は負荷試験器。PoEは正常に給電されていると
表示される。
LANケーブルの正常な状態は、1-2/3-6/4-5/7-8の撚りがペアとなっており、これが
正規状態でない場合にはSPLIT(ペア割れ)と呼び、LANケーブルとしては不良
となります。
既製品ではこの不良は99.9%出ませんが(皆無では無い)、現場工事の場合は
熟練者でも加工現場の照度の問題などでミスを犯します。
勿論、プロは施工後にそれなりのテスターで検査をするので問題はありませんが、
安価なテスターや初心者はこの間違いを犯す確立が意外に高く、通信遅延など
の原因となります。
加えて、PoEの場合、このSPLITは機能上チェックしていないので、導通が正常
であれば給電します。
これはCROSSケーブルでも給電可能な設計となっているためですが、SPLITは
データ通信で大きな問題となるので、PoEの給電がOKと表示されても
LINKが正常に行われない場合があるので要注意です。
#network #pc #poe #split

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PoELANケーブル電圧ドロップ測定

使用上の注意として、PSEとP... 使用上の注意として、PSEとPDは必ず最初にネゴシエーション
を行い、その後測定器のケーブルを挿入すること。
PoELANケーブル電圧ドロッ...
PoEにおけるLANケーブルでの電圧ドロップを測定するための補助装置です。
信号のロスは無視して、ケーブルでの電圧ドロップを実際に測定します。
ケーブル長が長い時、実際の負荷試験は中々厄介ですが、この装置があれば
測定可能です。

ちなみに、802.3atで、24AWGで50mの場合、通常負荷で3V程度のドロップが
あります、ケーブルの品質や太さで、この部分がどう変わるのか測定が可能
となります。
#network #pc #poe

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PoE LANケーブル限界試験機

PoE LANケーブル限界試験...
このところ、この手の試験機に取り組んでいます。
PoEの802.3btは100W対応とされるため、線径の細いLANケーブルや
カシメ部分の接触面が少ないケーブルでは異常動作bに恐れがあります。

情報通信伝送の経験しか無い方は、エネルギー伝送の恐ろしが中々
理解が出来ないと思います。

この試験機はその恐ろしさ、製造の重要性を実際に見ることが出来ます。
電源はチョイス出来ます。商用電源のAC100Vでも試験が出来ます。

LANケーブルにはPoEより高負荷になるように配線され、8本の一本
一本で負荷試験を行います。
#network #pc #poe

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PoE LANケーブル試験機完成

これで100Wを少し超える状態... これで100Wを少し超える状態の負荷
定電圧装置を直列に接続して、P... 定電圧装置を直列に接続して、PoEの基準電圧DC50Vを
設定、電流は2A強、これで100Wの電力供給中
半分ずつ切り替え、つまりA方式... 半分ずつ切り替え、つまりA方式とB方式もサポート、AとBを
同時供給し、50W+50Wで100Wとなります。
先日から仕事の合間を見て作成していた機器がやっと完成です。

やはり当初の予想どうり、電球は100Vでの負荷設定であるため、半分の電圧
では負荷が検査のようには行きません、そこで60W球を並列にセット出来る
設計となっています。これで正解!!

PoE100W負荷は今年の7月に発表されるIEEE802.3btの規格で、従来
の4倍の能力となります。

そこで心配となるのがLANケーブル、理論では無く実際の結線の状態で
負荷試験を行います、PSEの試験機はありますが、これはLANケーブルの
試験機、多分現時点で世界で一台しかないと思います。
#network #pc #poe #wifi

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PoE LANケーブル試験機

PoE LANケーブル試験機
LANケーブルをIEEE802.2bt(Max100W)で使用した場合のシュミレーションを
行う装置の作成をしています。
電圧を測定したり、PSEの試験機は存在しますが、LANケーブルに負荷電流
を流しての検査機器は販売されていません。
この機器は、長時間一定負荷をかけ続ける構造となっています。
放熱を考慮し、あえて電球を使っています。

左のターミナルにDC50Vを印加し、二つのSWでA方式、またはB方式を、
両方ONにすれば、802.3btの負荷が得られます。
右のターミナルで負荷試験中の電圧測定も可能となっています。

部品の取り付けは終了し、今日配線を行う予定です。

802.3btの規格でも24AWGであれば理論値ではクリアしますが、それ単線無限空間での事、
撚り線状態で4対8本、熱伝導の悪いビニール皮膜で覆われた状態で
果たしてどこまで大丈夫なのか、100mで8OHMもある抵抗値での電圧降下は
どの程度か、これは計算値ではダメと判断し、こんな装置を作ったのです。
#network #pc #poe

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機器構成ミス

文中の内容と写真の製品は無関係... 文中の内容と写真の製品は無関係です
システムのトラブルの相談をしていると、驚かされる事が時々ある。
一番多いのが、機器構成を最初から間違えているケースだ。

一例を上げると、最近PoEの機器が便利であるとの事で良く使われるが、
PoEの動作原理を全く知らずに導入し、機器の個体差でクレーム扱いを要求
して来る。

PoEは送電開始まで、超短時間であるが、様々な手続きを経て給電開始と
なるが、ケーブルの長さや個体差で微妙な時間差が生じる。

これを停電時に自動復帰して接続が出来ないとか、不安定であるとのクレーム
があった。聞けば、監視装置のカメラに使うととのこと、加えて無人運転だから
フールフルーフで無いと困るとの言い分。

ちょっと、まってくれ、これは民生用機器であり、相応の価格、まして、何故
ここでPoE機器を使うのか、電源は用意出来るではないか、カメラも同じくで
ある。UPSは無いのかと聞けば、3年でバッテリーがダメになるので導入しない
との回答。
※この手の機器の監視用はかなり値段が高い、しかもUPSは必須である。

こんな出鱈目な設計・機器構成で人命に関わる監視をしようと考えているのである、
無論個人では無いお国の仕事である、災害時不動作で云々は、突き詰めると
こんなところに原因があるのではないか。

多分、最初の予算はたっぷり用意し、わけのわからぬ費目で無駄金を使い
肝心のところで手抜きがある。しかし、当事者はそれが手抜きとは意識して
いない。もっと、しっかり勉強・研究・実験しろと言いたい。
#android #network #pc #poe #wifi

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またもや猫の手状態

あ、ネコの煮干しも買わねば、猫... あ、ネコの煮干しも買わねば、猫缶も
またまた、猫の手も借りたい状態。

年度末&年度初めの諸々の手続き
Email関連の諸手続き
FlashからjQueryへの移行のコンサル
生産管理でラズパイ利用の提案、Physonの仕様調べと実験
PoEケーブルの試験装置の作成
ケーブルの試験&データに関しての検証と打ち合わせ
特許申請の打ち合わせ
PSE試験機の作成
上海からのVPNパケロスの問題解明のためのLOG読み
&新規メンテナンス契約の提案
自社用LinuxServer(CENTOS7)の立ち上げ
LED電灯工事(のこり)
自宅のWin10-32bitを新規マシンWin10-64に交換
※完全に仕事用のマシンです
自宅キッチンにビルトインオーブンを入れる準備
持ち込まれた複数の包丁の研ぎ上げ
通常のBOSSの仕事以外にこれだけあります。
加えて、中国(連休明け)・台湾(5月末)の出張、今月も岡山・東京に
行かねばなりません・・・・

そうそう、会社を追い出された?システム担当(かな)の往生際の悪い
どうでも良い質問の回答(当然放置)もあります。
#android #network #pc #poe #raspberrypi

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PoE可変型負荷試験装置

PoE可変型負荷試験装置
PoE可変型負荷試験装置
PoE用の可変負荷試験装置を作成しました。

負荷抵抗器を使うと小型化できますが、放熱処理が必要となるので、今回は
白熱電球を使用しました。
E17のソケットなので、色々なW数が簡単に用意出来ます。

1号機なので試作に手間取りましたが、構造は簡単なので、2号機からは短時間
で作成出来そうです。

PoEのPDの基盤が届けばすぐに試験が開始出来ます。
PSEは出力表示がありあますが、これの検査は意外に厄介なので、こんな
装置を作成しました。

PoEで給電側をPSEと言いますが、これには当然出力容量制限があります。
情報伝送では此の制限を気にするのはごく限られた環境ですが、
PoEでは家庭でもこの問題に直面します。

現在、電圧を測定するテスターはありますが、負荷が無ければ意味の無い
数値となります。そこで強制的に負荷をかける仕掛けを作ったのです。

平日では落ち着いて作業が出来ないので、ついつい休日の作業となります。
#network #pc #poe #raspberrypi

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PoE負荷試験

PoE負荷試験
PoEの試験で重要なのは、実際に近い環境での負荷試験です。
PSEの出力が定格を維持しているか、そしてPD側の電圧はどこまで
ダウンしているかなど様々試験が必要となります。
LANケーブルの銅線での温度係数は大きな影響はありませんが、
長さは正比例で抵抗値を増加させます。

我が社では100m程度のLANケーブルを実際に用意し、PDには負荷装置を
用いて実際の電圧降下を測定しています。
#PoE #android #network #pc

ワオ!と言っているユーザー

PoE HUBの試験

PoE HUBの試験
通常のHUBなら伝送試験をしてOKですが、エネルギー伝送を伴うPoEの場合は
簡単ではありません。
通電して電圧が出ても、負荷をかけた場合、定格の出力が得られるかの試験
をしなければなりません。
通常はそこまでの負荷はかけないのですが、性能試験をするならそこまで
やらないとOKが出せません。

通常のPDでは負荷試験は出来ないので、特殊な負荷装置を使用して
PSEの出力を調べます。
#network #pc #wifi

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