PoEその3

PoEその3
PoEはDC50V前後の電圧を印加するため、非対応の機器を無闇に繋いだ場合の破損
を防ぐために、特殊な仕掛けがある。
最初に低い電圧を印加し、その時の通電電流からPD側の抵抗値を割り出し、それが
25KΩであることを確認した後、更に電圧を上げ、今度はPDの使用レベル(電力)を
判定し、最後に所定の電圧を印加する仕組みとなっている。
PSEにもPDにも専用チップが内蔵されているが、送電経路の電線の性能は斟酌
されないので、長距離配線を行う場合や動作が不安定な時には、短いケーブルで
動作検証を行うのが良い。

http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
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PoEその2

PoEその2
GIGA対応用 GIGA対応用
PoEには、給電側と受電側があり、それぞれPSEPDと呼びます。
PSEはSwitchに組み込まれたHUB兼用型と、LANケーブルの中間に挿入する
インジェクタータイプがあります。
前者はA、B方式のどちらでもOKですが、後者はB方式がほとんどとなっています。
PSEとPDの内部構造を示します。
これは100Base-TXの仕様ですが、4-5/7-8を同様に構造に、TX-RXをDSPに変えれば
1000BaseT対応となる。
重要なポイントとして、直流電力は信号変換コイル(トランス)の中点から供給され、
PD側も同様な部分から取り出されてる点です、これにより。信号線と電力供給を
同一芯線で実現している。

PSEはA方式またはB方式の選択が可能だが、PDはA、Bの双方に対応する事が求められる。

<まとめ>
PSEはHUBタイプと途中に挿入し、そこから給電するインジェクタータイプがある。
PSEの給電方法はA方式またはB方式のいずれかで、両用は存在しない。
PSEのインジェクタータイプはB方式が99.9%

PDはA方式またはB方式のいずれでも対応しなければならない。

PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。
規格ではAlternativeA、AlternativeBと表現されているが、ここでは
A方式、B方式と表現。

http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
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PoEその1

PoEその1
PoEはPower Over Ethernetの略となります。表記は現時点ではPoEとするのが
一般的です。
PoEはLANケーブルで電力を送る方法で、通信線としてのLANケーブルと兼用することが出来るため、設置等が極めて便利になります。
さらに、印加電圧の最高値が電気工事規則で定める70V以下(実質は57V以下)で
あるため、施工等が工事規則に縛られることがなく、免許・資格が不要です。
PoEはIEEEで細則が定められており、現時点では給電方法がA方式とB方式の
2つが存在します。※
B方式の場合、10Base-T/100BaseTであれば、未使用の4,5,7,8番を使用します。
現時点ではPoE対応機器の大半が100BaseTXであるため、動作理解がし易いと
思われます。

写真のA+-、B+-はそれぞれの極性を示します。
ツイストされた1-2/3-6/4-5/7-8は信号伝送ではそれぞれが別極性となりますが、
PoEでは一対を同極、つまり2本で1電力線となり、LANケーブルの芯線の細さを
補っています。
つまり、A方式ででは1-2を直流的には一本とみなし+側、3-6は-側となります。
※A方式でも1-2側がマイナス、3-6側がプラスのタイプがありますがが、受電側で
極性変換機能があるので問題はありません。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味します。
規格ではAlternativeA、AlternativeBと表現されているが、ここでは
A方式、B方式と表現。
<現時点での資料>
http://jp.bloguru.com/kuma/242146/poe7
http://jp.bloguru.com/kuma/242137/poe6
http://jp.bloguru.com/kuma/242136/poe5
http://jp.bloguru.com/kuma/242028/poe4
http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
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PoEテスター作成中

電圧・電流計のデータは正確では... 電圧・電流計のデータは正確ではありません。
PowerOverEthernetはLANケーブルで電力を伝送する仕組みで、最大電圧が70V以下(50V前後)であるため、法律で定める電気工事規則の対象外となり、様々な規則に縛られず施工が可能となります。
しかし、この規則の対象外のため、性能を満たさないケーブル等を使用するケースが
予想されます。これらを実測して性能試験を行うためのテスターを作成中です。
その昔、LAN工事を手がけた時、テスターが無く、自作をした事を思い出しました。
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HDBASETとは

HDBASETとは
従来のLANケーブルを使って、いろいろなデータや電力も伝送出来る
テクノロジーが発表されています。

http://hdbaset.emergebeta.com/about

気になるのは電力100wを供給可能となっている点で、
一番使われているLANケーブルの場合でも標準で最大4Aの
許容電流しかありません(1ぺアあたり)
一番新しいPOE規格でも25wがMaxです、さらにLANケーブル
には最近超薄型の製品も出まわっており、これらの許容電流は
もっと小さくなります。
100W とは単純計算で50V で2Aの電流が必要となります。
電線部分はともかく、プラグの構造上ネジ止めやはハンダでは
なく、単純な接触で導通を確保している部分があります。

この規格の製品が出回った場合には、使用ケーブルによって
発熱ひいては発火のおそれがあるかも知れません。
使用機器・環境に左右されると思いますが、場合によっては
訴訟問題に発展する恐れが十分にありそうです。

今後の展開に目が離せない状態です・・・・・・
#PC #テクノロジー #ネット

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POE採用は慎重に

POE採用は慎重に
POEはLANケーブルで電源を供給する便利な仕組みですが、使用する機器によっては思わぬ電力消費が発生します。
もともとLANケーブルや接続コネクターは信号のみを送ることしか考慮されていません。

使用機器がカメラで自動追尾機能などを備えていると、意外なほどの連続電力使用が発生します。

写真の機器は電源供給機で、供給がしっかりしていればいるほど発熱、しいては発火の危険が増大します、カメラなどは別電源にすべきでしょう。
#PC #テクノロジー #ネット

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