台湾からキレイナオネエサンが来社(写真有)

台湾からキレイナオネエサンが来...
25日の午後、台湾からお客さんがありました。
LAN関連の勉強が目的です。
PoEを中心にレッスンを受講していただきました。

その後、山荘で夕食。
撮影画像をみせていただいたら、LANの勉強会より、kumaの調理場面のほうが
多い・・・・
嗚呼
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEに関してのQ&Aその4

PoEに関してのQ&Aその4...
PoEでの電圧はDC50V前後です。
家庭用の電気の電圧はAC100Vで、理論的にはこの半分となります。
但し、交流(AC)と直流(DC)の差があります、更にACでは波高値(最大値)では
ないので、実質DCのほうが電圧は低くなります。
ただし、DC50Vというのは通常の家庭では使わない電圧であるため予想せぬ
トラブルがあるかもしれません、用心はすべきです。
実害として一番考えられるのは電解による腐食を予想します。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEに関してのQ&Aその3

PoEに関してのQ&Aその3...
PoEの導入は比較的簡単です。
電源を送る側(PSE)には、HuBタイプとインジェクタータイプがあります。
1台のみ場合なら、後者がおすすめです。これにカメラ等のPDを接続すれば
OKです。
ただ、LANケーブルには注意が必要です、フラットケーブル等の芯線が細いタイプ
は問題が発生します。
従来の◯型、距離が15mを超えるならPoE専用ケーブルの使用をすすめます。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEに関してのQ&Aその2

PoEに関してのQ&Aその2...
PoEの質問で結構多いのは送電方法です。
これは送電側(PSEと言います)と受電側(つまりカメラなどPDと言います)が、
異なるメーカー製でも動作を保証するため、かなり細かな規則が定められて
います。
その中で一番難解なのが、この送電方法です。
送電は、100Base-TXの場合には余剰の電線〈4本)が使えます。
※これは8本中4本しか実質使用していないので
ところが1000Base-T(つまりGiga)では、余剰線はありません。
このためPoEでは、信号線と送電線を共用する方式となっています。

これはそれぞれがACとDCであるため可能となりますが、このためにPSEもPDも
特殊な回路を使っています。

さらに、PDがPDではなく普通の機器の場合、PSEから勝手に送電して
機器を損傷させない工夫があります。
※送電にはDC50V前後の電圧を使うため、普通の機器に送電すると破損
する恐れが高いのです
この工夫はよく考えられており、安全度も高いのです。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEに関してのQ&Aその1

PoEに関してのQ&Aその1...
PoEはまだまだ一般には馴染みがありません、一体なんなの、用途は等の「?」
にお答えします。
PoEは一般家庭でも使われるLANケーブルで電気も送る仕組みです。
最近、最も多い用途は監視カメラです。

カメラには信号を送るLANケーブルと、当然ながら電源が必要です。
カメラの使用電力を考えると、電池ではとても使えません。

このため電源コンセントが必要ですが、これには厄介な法律があり、過剰と思える
ほどの工事をしなければなりません。屋外となればもっと厄介でカメラ本体より
電気工事の金額が高い場合も少なくありません。

そこでPoE用の機器を使うと、この電気工事の部分は「ゼロ」となります。
LANケーブルの敷設には免許も許可も不要ですから、ご自身で施工する
事も可能です。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEその8

PSE TyprBに接続、7-... PSE TyprBに接続、7-8間の抵抗値、コンマ以下の値
1-2間は無限 1-2間は無限
PDのみに接続し、7-8間を測... PDのみに接続し、7-8間を測定
PSとPSEを接続、給電開始.... PSとPSEを接続、給電開始.
DC52Vが表示されている。
4-7間でも同じ電圧52Vが表... 4-7間でも同じ電圧52Vが表示されている。
実際の測定写真です。
PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。

http://jp.bloguru.com/kuma/242146/poe7
http://jp.bloguru.com/kuma/242137/poe6
http://jp.bloguru.com/kuma/242136/poe5
http://jp.bloguru.com/kuma/242028/poe4
http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEその7

写真は大きくなります、PSEの... 写真は大きくなります、PSEのデータ側はPoE試験には不要な
ため接続してありません。
いよいよ実際に通電して測定。
写真左はPD、LANケーブルを接続し、PoE試験器経由で右の中間型
PSEに接続。
PSEに電源を入れると、PSE本体のPoEのLEDが点灯、ケーブルを外すと
点滅となることで、PDに給電をしていることを確認。
テスターを直流電圧計モードに切り替え、PoE試験器の「4」と「7」の電圧を測定。
「4」がプラス、「7」がマイナスで電圧を表示。PDは未設定であるため無負荷に
近く、DC52Vを計測。
「5」と「8」も同じ電圧であることを確認し、「4」と「5」、「7」と「8」が同電位であることを
確認する。
※極性は機器によってプラスとマイナスが逆の製品が存在するが、PD側ではこれを
補正する機能があるので問題はない。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。

これにより、4と5、7と8はそれぞれ信号伝送では独立しているが、電力伝送
(PoE)では一対で1本の電力供給線として動作していることを確認出来る。
このことは信号伝送のみの経験ではすぐには理解出来ない事であり、実際に
電圧計等を挿入してチェックしないと実感出来ない。
PoEは通電開始にはすべてが接続状態となるため、LANケーブルを取り外して
測定が出来ない。このためこの様な試験器が必要となる。

写真ではPSE側に試験器が挿入されているが、最初にPSE側でPSEの出力電圧
を測定し、同じ環境で試験器をPD側に入れて、電圧測定を行うことにより、
LANケーブル内部抵抗による電圧降下が測定出来る。
LANケーブルは芯線径により大きく抵抗値が異なる。
例えば0.51mm(AWG24)と、AWG32(フラットタイプに多い)は、それぞれ
100m長で8.4Ω、54Ωと7倍近い差がある。
これはケーブル本体の値で、これに加工時の接触抵抗等を考慮すると
思わぬ抵抗値となり、PDの使用電力によっては電圧降下により安定動作
が出来ない恐れが出てくる。
試験器はトラブル発生時に使い方を熟知すれば、その障害箇所を特定出来る。

※電力伝送はペアになった2本の信号線を、実質1本として使用するので、
当然内部抵抗は半分となるがこれは物理的導電体を撚り合わせているのでは
無く、それぞれは別回路であるものをコイルの両端で直流的にジャンパーして
いるに過ぎない。信号伝送では高い抵抗値(100Ω強)でも、信号伝送ではエラー
にはなりにくいが、PoEの場合、使用電力、抵抗となる箇所によっては発熱し
より抵抗値が増大する危険がある。
PoEではAWG24以上の導体径にすべきである。

※規格ではAlternativeA、AlternativeBと表現されているが、ここでは
A方式、B方式と表現。

http://jp.bloguru.com/kuma/242137/poe6
http://jp.bloguru.com/kuma/242136/poe5
http://jp.bloguru.com/kuma/242028/poe4
http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEその6

PoEその6
PoEその6
1000BaseT対応のPoE... 1000BaseT対応のPoE回路図
実際の測定は以下の手順で行う。
<PSEの給電方式のチェック>
1:テスターを抵抗測定にし、ゼロリセットをする。
2:PoE試験器に何も接続しない状態で1-8までの端子間抵抗値が0L(無限大)
であることを確認する。
3:PSEの給電側端子にPoE試験器のプラグを差し込む(電源は入れない事)
4:4と5、及び7と8の端子間が極めて低い抵抗値(ほぼ短絡)であることをチェック。
1と2、3と6も同様にチェック。
前者(4-5/7-8)に導通があればB方式、1-2/3-6ならばA方式であると判定出来る。
※下の写真の回路図を参照のこと、これにはB方式は未記載だがA方式から
類推すること

<まとめ>
LANケーブルでは無論8本の芯線は独立しているが、PSE内部では
直流的には、ほぼ短絡状態(コイルで両端が接続)である。ただし、通信信号
は、周波数の高い交流であるため、このコイルの両端は同電位にはならず、
信号伝送を行う。導通テスターは直流(電源は電池)での抵抗値を示すため
直流的には短絡状態に見えるが、実際には信号伝送が可能。

PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。
規格ではAlternativeA、AlternativeBと表現されているが、ここでは
A方式、B方式と表現。


http://jp.bloguru.com/kuma/242136/poe5
http://jp.bloguru.com/kuma/242028/poe4
http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEその5

これはT568B配線 これはT568B配線
T568Bではラベルの「B」の... T568Bではラベルの「B」の指示に
PoEその5
今回使用したPSEと測定用のテ... 今回使用したPSEと測定用のテスター
今回使用しているのは情報コンセントと呼ばれる一般的な部品。
LANケーブルの端末処理として壁のコンセントや露出ボックスなどに使用
するもので、LANケーブルは通常のプラグのようにピンを外皮の外から押し込んで
接触させるのではなく、狭い金属の溝に外皮ごと押し込んで接触をさせる構造。
※パンチダウン工具など専用の工具が必要

プラグと同様にT568AとT568Bの配線規則があり、これはプラグ側と絶対同じに
しなければならない。
配線規則は部材の横にラベルで指示があるが、慣れないと番号を間違える
危険性が高い。

PoEの試験ではこのコンセントの上部の金属溝にテスター棒の先端を接触させ
測定する。
上部からはピン番号がわからないのくれぐれも注意が必要。

PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。

http://jp.bloguru.com/kuma/242028/poe4
http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

PoEその4

PoEその4
PoE伝送はうまくいけば良いが、トラブル時には切り分けに意外に手間取る。
機器不良や完全な断線ならば交換すれば良いが、この交換もPSEかPD
なのか。予備機がなければ交換技法が使えなし。
ケーブルでも同じ、設置済みのケーブルの不良交換は簡単ではない。
PoE伝送経路の障害の切り分けには写真のようなちょっとしたケーブルを使う。
ジャックとプラグの単順な延長ケーブル、LANケーブルは「オス・オス」だが、これは
「オス・メス」となっている。注目点はジャック側の上部カバーが外してあることで、
このパンチダウン端子にテスター棒を差し込み測定する。
LANケーブルは活線時に回線露出部分が無いので、現地での測定には、こんな
小道具を使うのです。
これを使えば、PSEのTypeABの判定、PDの対応、LANケーブルの直流伝送性能、
PSEの給電能力などを推定する事が出来ます。
実際の測定方法は次回で。

PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。

http://jp.bloguru.com/kuma/241900/poe3
http://jp.bloguru.com/kuma/241890/poe2
http://jp.bloguru.com/kuma/241832/poe1
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ