PoEその4

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PoE伝送はうまくいけば良いが、トラブル時には切り分けに意外に手間取る。
機器不良や完全な断線ならば交換すれば良いが、この交換もPSEかPD
なのか。予備機がなければ交換技法が使えなし。
ケーブルでも同じ、設置済みのケーブルの不良交換は簡単ではない。
PoE伝送経路の障害の切り分けには写真のようなちょっとしたケーブルを使う。
ジャックとプラグの単順な延長ケーブル、LANケーブルは「オス・オス」だが、これは
「オス・メス」となっている。注目点はジャック側の上部カバーが外してあることで、
このパンチダウン端子にテスター棒を差し込み測定する。
LANケーブルは活線時に回線露出部分が無いので、現地での測定には、こんな
小道具を使うのです。
これを使えば、PSEのTypeABの判定、PDの対応、LANケーブルの直流伝送性能、
PSEの給電能力などを推定する事が出来ます。
実際の測定方法は次回で。

PSEの機種によっては極性(プラス・マイナス)が逆で給電されるタイプ
があるが、これはPD側で補正されるので問題は無い。
これはクロスケーブルでも使用可能であることを意味する。

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