PoE試験機、ほぼ完成

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PoE試験機、ほぼ完成
PoEはLANケーブルで電力を送る技術。

公式基準として、IEEE802.3af/atが公開され、市販機器で単体販売している

機器は、この規格に従っている。



PoEはPSE(電源供給器)とLANケーブル、そしてPD(受電器)から構成

される。PSEはHUB型の場合もあれば、挿入型(インジェクター)もある。

さらに、延長するための拡張器(エクステンダー)なども販売されている。



問題はトラブル発生時で、この場合の障害切り分けは意外に厄介である。

機器メーカーが同一で無いことや、LANケーブルなど長さや抵抗値の

定かで無いものが介在していることや、設置された状態では機器等を集合

しての接続試験がやりにくい。



特にPoEは非PoE機器との接続で誤送電をしないための様々な仕掛けがあり

これが、PSEとPDの双方にあるため、動作理論を理解していないと、かなり

難渋する。



試験機は、過去の経験から、PDエミュレータとして稼働し、手動で

負荷(af/at)を切り替える事が可能、負荷器も交換可能、長時間の負荷試験

や、PSEの電源容量なども比較出来るように設計してある。



テスター端子も用意し、端子電圧から正味の負荷インピーダンスや

LANケーブルの電圧降下測定など様々な測定を可能とした。


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