人間の成長にとって大切のは気づきです。
気づきのある人とない人では
差はどんどん広がっていきます。
これが毎朝、自分に問いかけて
いる人といない人との違いですね。
気づきのパワーは
自分の壁をぶち壊してくれます。
なので、コーチングでは
この気づきをとても大切にします。
あるクライアントは部下が
ミスをしたので、ここで自分の方法の
誤りに気づいてほしくて問いかけてみました。
この出来事からどんなことを学んだのか?
そうしたら、答えを聞いてずっこけたそうです。
何にも感じません!
ミスを忘れることが私のいいところ。
明るくて落ちこまないのが長所です!と
答えたそうです。
その方、その後が素晴らしかったです。
同じことを自分に問いかけたんですね。
この出来事から学んだことは何か?
まだまだコミュニケーション能力が未熟。
部下の観察が足りない。
彼女は私を成長させてくれる磨き粉。
落ち込むところか燃えてきたそうです。
一人前に育ててやろうじゃない!
自分を変えたかったら
気づく力を鍛える必要があります。
しかし、気づけ!と
言われてもどうやって気づいていいかわかりません。
なぜなら、人は自分を客観視することが
難しいからです。
だから、コーチにもコーチがついています。
自分のこと、自分で冷静に判断できなくても
他人のことはよくわかると思います。
メガネがない、ないと言って頭につけてる人。
本人は本当に頭の上にあることに
気づいてないんですね。
でも、これ他人が見たら一発でわかります。
頭の上にありますよ!
意見の対立。
それ以上言ったら地雷を踏む!
これも他人だったらよくわかります。
他人だから簡単に気づけることがあるんですね。
気づく力ってどうやって鍛えるの?
まず、始めに自分ではなく他人を
観察してみることです。
あの人は今、どんなことを考えているのだろう。
何を欲しているのだろう。
いろんな人を観察していくと、仕事のやり方に
違いが見えてきます。
そうすると、その人たちの長所や短所だって
見えてきます。
例えば、いつも人を不愉快にしている人。
言われてる人の表情を見ていたら
怒っているのか、喜んだいるのか
わかると思います。
あの人は、人の表情を全然見てない。
気配り上手な人はいつも首振って周りを見回している。
他人同士を比べてみると
だから、仕事の結果に違いがあるんだと
気づきが生まれてきます。
これを自分とも比較できるようになると
自分の行動の改善点がわかるようになります。
今日からあなたも人間ウォッチングを
趣味にしてみてください。
世の中、いろんな人がいて面白いですよ!