すぐに結果がでないほうがいい!?
そんなことってあるでしょうか。
あるんですね。
時間がかかるからこそいいことが。
私がナース時代、糖尿病の方が
外来に来ていました。
食生活のことでいつも注意を受けていたので
次回は絶対痩せてきますとドクターに宣言。
宣言通り、1ヶ月後10kg減量して
別人にようになって来られたのです。
しかし、ドクターからはやり過ぎと。
リバウンドが心配されました。
聞くところによると、1日3ヶくらい
アイスクリームを食べたりして
好き放題に食べていたのを
ご飯を減らして間食を一切やめたのです。
ところが、2ヶ月後お会いしたら
15kg増えていました。
せっかく痩せたのに前より5kgオーバーです。
つまり、1ヶ月間で食生活の改善が
習慣化できなかったのです。
コーチングでも習慣化は大事です。
コーチングは行動で成果を出しますから
コーチがいない時間にいかに
行動するかなんですね。
宿題もその人の合わせて出します。
そのとき、なかなか習慣化できないときが
あります。
そんなとき、辛いですし
なんで、うまくいかないの?と
言いたくもなります。
でも、それはある意味
喜ぶことでもあります。
簡単に身についたことは
簡単に手放すことが可能なのです。
じっくり時間をかけて
身につけたことは
意識しなくてもできるようになります。
成果がでないときはその土台作りを
している時期です。
土台を作っているときは
面白くないですが
いったん、しっかりできた基礎は
そう簡単には崩れないのです。