人が変わるときにきっかけは何かと
いうと自分の課題を知るところから始まります。
例えば、禁煙。
煙草をやめたほうが体にいいことは
みんな知っていると思います。
ところがこれが自分の課題と
思っていなければ、人のアドバイスなんて
大きなお世話です。
私の友人は義理のお父さんの
喫煙に悩まされてました。
妊娠を機に別居しようと思ったくらいに
イヤだったそうです。
ご主人も子どもの頃からその環境で
育っているため、友人の言葉が
耳に入りません。
赤ちゃんを守るためにも、
喧嘩も覚悟したそうです。
ところが妊娠を告げたとたん
お義父さん自ら禁煙を宣言したのです。
それから、病院に通ったり
やめるための行動がどんどん進みました。
煙草を吸うと長生きできない!
孫の成長にも悪影響がある。
はじめて喫煙の影響を自覚したからこそ
行動につながったんですね。
変化するには自分の課題を知ることです。
わからなければ、プロの手を借りるのも
一つの手です。
知らないものに対峙することはできませんからね。
私もコーチングのお申し込みの文章を
読んだだけで課題がわかる人もいます。
それくらい、アウトプットされたものには
メンタルブロックが反映されています。
自分がどんなメンタルブロックを持っているかを
知らないと無駄な努力をして自己効力感を
下げることになります。
メンタルブロックって無意識なものです。
眠っている才能を開花されようとしたとき
動けないのはこのブロックが外れないからです。
自分の人生なのに、他人を優先して
他人軸で考えてる限り、いい人になっても
自分を大切にできない。
自分の能力を低く見積もってしまうと、
自分のことが信じられませんから
行動する前に諦めの境地に至る。
ネガティブな部分ばかりが見えてしまうと
ピンチをチャンスにする変換する発想が
浮かばない。
いろいろ思考の癖が才能開花を邪魔します。
このブロックを外すには何が
有効かというと質問なんですね。
能力はみんな持っています。
眠っている才能もあります。
だた邪魔しているものの正体を知らないだけです。
ブロックを探るには自分への問いかけです。
成功者といわれている人は
孤独な時間を必ず持っています。
ひとり作戦会議ですね。
人は考えている通りの人になると
いう言葉がありますが
質問した通りの人になるとも言えます。
なんでいつもネガティブなところばかりが
目につくのだろうと質問すれば
自分の欠点ばかりが見えてきます。
どうすれば、ポジティブな面にも
フォーカスできるのだろうかと
質問すれば、解決策が見えてきます。
視点をどこに向けるかで行動が全く変わります。
能力を温存するか、開花させるかは
質問力次第です。
メンタルブロックは質問力で外す!