もし、あのとき“誰かに相談できていたら”——私は教員を辞めずに済んだかもしれません。
先生として教壇に立っていた日々、私は悩みを抱えながらも、
「話してもどうにもならない」「誰に相談すればいいかわからない」
そう思いながら、自分の中で感情を押し込めていました。
結果、体調を崩し、教員を退職。
あのときの自分に、ただ話を聴いてくれて、そして「学校現場を理解したうえで背中を押してくれる人」がいたら…
きっと、もっと違う道もあったかもしれません。
そんな経験を経て、このブログも今日で200投稿目を迎えました。
読んでくださる皆さまのおかげで、ここまで続けることができました。心から感謝しています。
200という数字を意識し始めた頃から、どんな言葉でこの節目を迎えようかと、実は少し悩んでいました。でも、立ち止まって考える時間の中で、改めて湧き上がってきたのは、教育現場への変わらぬ想いでした。
このブログでは、現場の先生方の役に立つことを、少しでも届けたいという想いで発信してきました。
・学校現場でのリアルな経験や気づき
・授業づくりや教具の紹介
・嬉しかった出来事や葛藤
・教員の働き方や業務改善へのヒント
あれから2年。100回目の投稿から今日まで、私は教育という道を深く見つめ、様々な立場で関わってきました。
現在私は、
①公立小学校で、子どもたちの「わかった!」の笑顔が嬉しい算数の少人数指導講師
②先生方の心の声に耳を傾け、共に成長をサポートする「教員のためのメンターサポートコーチ・育成コーチ」
③学校現場に、対話と成長の力を広げるコーチング研修講師
という三本柱で活動しています。
特に②と③の活動を、これからさらに力を入れていきたいと考えています。
インターネットを開けば、教員の働き方に関する様々な声が聞こえてきます。
・部活動は、先生方の献身的な支えがあってこそ
・終わらない業務、サービス残業という現実
・多様化し、時に過剰な保護者からの要望
・授業準備に割けない時間
・深刻な教員不足
・複雑化するコミュニケーション
現場には素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいます。子どもたちの成長を心から願い、日々の業務に真摯に向き合っていらっしゃる。私も、そんな先生方と共に過ごした(過ごしている)時間を誇りに思っています。
一方で、先生方の価値観や置かれている状況によって、喜びや悩み、苦しみは大きく異なります。私自身、教員として充実した日々を送った時期もあれば、出口の見えない悩みに苦しんだ時期もありました。
私たちの世代は、教員の年代別構成で例えられる「ワイングラスの取っ手」。まさに中核として、学校運営、教科指導、部活動指導…多くの場面で中心的な役割を担ってきたからこそ、感じる責任やプレッシャーも大きかったように思います。
もしあの時、ただ話を聞いてくれるだけでなく、学校の実情を深く理解し、適切なアドバイス(コーチングでいう提案)をくれ、一歩踏み出す勇気をくれるような存在がいたら、私の教員人生は少し違っていたかもしれません。
悩み苦しみ、心身のバランスを崩し、教員という道を離れた今だからこそ、私にできることがあります。
・かつての私のように、誰にも言えず苦しんでいる先生に、そっと寄り添いたい
・公私にわたり、先生方が本当にやりたいこと、目指す未来を応援したい
・自身の教師経験を、良いことも苦い経験も、未来を担う若い世代に繋いでいきたい
・子どもたちの可能性を拓く、学校教育に活かせるコーチングを広めたい
・算数・数学の面白さを、子どもたちにも先生方にも伝えたい
・ソフトテニスを通して、子どもたちと共に成長する喜びを分かち合いたい
私が心から願うのは、皆さんの目の前にいる子どもたちが、笑顔で、楽しく、充実した毎日を送ること。そのためには、まず、子どもたちを支える先生方自身が、笑顔で、楽しく、充実している必要があると思うのです。
しかし、現代の教育現場では、笑顔の裏で、多くの先生方が誰にも言えない悩みを抱え、疲弊している現実が表面化しつつあります。きっかけがあって選んだ、尊い「教員」という職業。だからこそ、私と同じような経験をしてほしくない。
もし、あなたが今、以下のようなことで悩んでいませんか?
・子どもたちとの心の距離を感じ、指導が空回りしてしまう
・仕事に追われ、自分の時間を持つことが難しい
・教員としてのやりがいを見失いかけている
・算数・数学の指導に自信がなく、子どもたちの成長を実感できない
・何となく毎日が過ぎていくように感じる
そんな先生方の力になりたいと、心から思っています。
・コーチングのスキルを学び、子どもたちの成長を力強くサポートしたい先生
・一方的な指導ではなく、子どもたちの主体性を育む生徒指導を実践したい先生
・知識を伝えるだけでなく、子どもたちの自己肯定感を高める授業を創りたい先生
・子どもたちが自ら考え、行動する力を育み、「生きる力」を育みたい先生
・ご自身の将来の生き方について、前向きな変化を起こしたい先生
一つでも心当たることがあれば、どうか一人で悩まないでください。
もし、子どもたちとの信頼関係が深まり、「先生の授業、今日も楽しみ!」と笑顔で言ってもらえる日々が戻ってきたら——どんな気持ちになるでしょうか?
かつて誰にも苦しさや悩みを打ち明けられなかった私だからこそ、あなたの気持ちに寄り添い、全力でサポートできると信じています。
今月も、「教育現場に特化」した体験セッションを【60分無料】で、先着5名様限定で募集いたします。
体験セッションでは、まずあなたの現状やお悩みをじっくりお伺いします。そして、私自身の経験やコーチングの視点から、明日からできる小さな一歩や、解決の糸口を一緒に探していきます。『こんなこと話してもいいのかな?』と遠慮せずに、あなたの心の声を聴かせてください。
あなたの悩みや想いを、誰かに話してみることから始まります。私がその最初の一人になります。
未来への一歩を、一緒に踏み出しませんか?