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No.177 子どもたちと共に創る成長のステージ ~送る会を学びの場に~

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No.177 子どもたちと共に...
2月に入り、児童会・生徒会主催行事である
「6年生を送る会」(小学校)
「3年生を送る会」(中学校)
に向けての準備が本格化している頃ですね。
学校によっては「予餞会」と呼ばれているところもあるでしょう。
 
準備の時に、何かを制作したり、楽器の練習をしたり、劇の練習をしたりと
みんなで楽しみながら取り組むのはよいことですよね。
 
なぜ、楽しみながら準備ができるのか?
それは、
 ①単純に仲間と一緒にできるから
 ②物を作れる、楽器が使える、劇ができるなど、
  自分の得意な分野で取り組めるから
一番大事にしたいことは、
 ③1つの目標に向かって取り組んでいるから
だと私は考えています。
 
ここでいう「1つの目標」は、送る会に向けての取り組み。
児童・生徒がどのような姿勢で取り組むかによって、
目標は異なってきます。
何を目指して児童・生徒は取り組んでいるのでしょうか。
 
教職員は、目的があって行事に取り組んでいます。
(目的は、職員会議で担当からの提案資料に記載があります)
その目的には、「このような児童・生徒に育ってほしい」という願いが込められています。
 
ただ単に、児童・生徒に対して行事に取り組ませることと、
何か目的(目標)を持って取り組ませることとでは、
行事が終わった後、児童・生徒の変容は異なります。
 
事前の気持ちを尋ねる、そして事後の気持ちを尋ねる。
事後の振り返りは、学級や廊下の掲示物で
よく見かけました。
 
そこで、私が1つ提示するのは、
「事前の気持ちについて」も
児童・生徒に投げかけてみることです。
 
①今、どのような気持ちで取り組んでいるのか?
②卒業生にどのようになってもらえたらよいか?
③それが達成されたら、あなたはどんな気持ちになるか?
④発表当日までにあなたはどんなことができるのか?
⑤これまでの準備で、こうしたらさらに良くなる、困っていることなどを教えて。
⑥学年(クラス)のみんなにメッセージを送るならば、何を言うか?
など、学年やクラスの実態に応じて、投げかける質問は変わってきます。
 
行事は児童・生徒が一番大きく成長できる時。
子どもたちと一緒に創り上げる最後の行事。
学びのある「6年生を送る会」「3年生を送る会」に
なりたいですね。
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岸田 侑大(Kishida youdai)
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