朝日新聞8月25日朝刊に掲載された「折々のことば」である。サクラダ・ファミリアで活動している彫刻家、外尾悦郎さんの言葉、「ガウディが最終的に目指したのは森羅万象の色のグラデーション」。ロイヤル コペンハーゲンの芸術主任であったアーノルド・クローが目指した「多色の釉下彩」も「森羅万象の色のグラデーション」だったのかもしれない。
先日、うちの奥さんと東京国立近代美術館「ガウディとサクラダ・ファミリア」展へ行ってきました。予約して行ったにも関わらず、めっちゃ混んでいました。でも、懐かしかった。最初に行ったガウディ展は1978年に横浜で行われた展覧会でした。その時に展示されていた家具が今回も来ていました。 もちろん、バルセロナにも4回行っています。最初に行ったのは1981年3月だったかな。まだ受難の門が建設中でした。2回目は1988年3月で、身廊部分の基礎工事中で鉄筋が組んである型枠にセメントを流しており、鉄筋コンクリート造なんだと驚いた記憶があります。この頃は、まだ、生きている間に完成するなどと思ってもいませんでした。話によると、日本人がたくさんバルセロナを観光で訪れてお金を落としてくれたので、完成が早まったらしいです。まあ、そうかもしれないですね。私もサクラダ・ファミリアへ行く毎に、たくさんグッズを買っているので、少しは貢献しているのかもしれません。 「完成したら、絶対にバルセロナへ見に行くぞ!」とうちの奥さんと誓い合った展覧会でした。
なんと9月になって、我が家にコクワガタが侵入してきました。おそらく、ベランダに干していた洗面台の足マットについてきたものと考えられます。洗剤の香りか百日紅の花の蜜に寄ってきたのかな.. 勝手口はカイに占領されていましたので、ベランダに放しました。風が強かったので、おそらく、暗闇の中へ飛び立ったかな..