40年前、大学院生だった私が参加していたバンド「ダレル」の自主制作7inchEP盤レコードである。先日、吉村弘の環境音楽「サラウンド」をリイシューしたアメリカのプロデューサーが来日した際、聴かせてほしいと言われ、渡したものである。このレコードだけでなく、いくつかの場所で演奏したライブ録音も聴かせた。私もおそらく37年ぶり位に聴いたが、面白いことにチャレンジしていたんだなと改めて40年前の自分を見直してしまった。当時、アナログシンセサイザーからデジタルシンセサイザーの移行期で、音制作するだけでなく、いろいろな面白い音源を手に入れることが可能となり、面白くて録音に夢中になっていた。今聴いても、かなり実験的なことをやっていたと思う。
なんと、ネットで検索したらこれの販売情報がヒットし、最高額12,556円で取引されたようだ。信じられない! アメリカからリイシューされないかな..