昨年度、メインで研究していた双盤の研究ノートが研究所のHPに掲載されました。興味のある方は読んでください。
太鼓の師匠ワヤンさんのお母さんが舞踊ルジャン用のグルンガン(冠)を作っていました。昔は、普通の人(職人ではなく)が、こういうものを日常的に当たり前のこととして作っていたんですね。器用ですね。
ホテルで太鼓の練習をしていたら、イブのお孫さんが小さな太鼓を持ってきて、一緒に演奏をしました。可愛いですね。
昨晩はデンパサールにあるアートセンターでバロン・ダンスを見てきました。今やバリで一番バロン・ダンスの踊りがうまいテドさんが踊りました。彼とは、数年前日本へ来日したときにトゥラン・ブーランというガムラン・グループで共演しました。普通、観光用のバロン・ダンスは50分くらいですが、2時間も上演していました。観光用のバロン・ダンスは本当に久しぶりでした。少し疲れましたが、今、バリに来ているガムラン仲間がほぼ集まったので良かったです。
背景は聖なる山、アグン山です。
夕方、食事をするために、海外沿いを歩いていたら、子供たちが演じるバロン・バンカル(豚)に遭遇しました。とても良い写真が撮れたので、いま、ノートパソコンの背景画面にしております。
松濤美術館へ「最初の人間国宝 石黒宗磨のすべて」展を見てきた。大正から昭和にかけて活躍した陶芸家である。松濤美術館から始まり、富山県水墨美術館、茨城陶芸美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館、そして、岐阜県現代陶芸美術館と巡回するようだ。昭和30年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の制度が誕生したときに、富本憲吉、濱田庄司、そして、荒川豊蔵とともに陶芸界から認定された陶芸家らしい。正直、よく知らなかった。あまり時間がなかったので、ざっと見たが、基本的には、この時代の作家に特有の中国陶磁器の研究をベースにした日本の近代陶芸作家である。まあ、もう一度、ゆっくり時間をかけて見に行こうかな..
先日、Bunkamura ザ・ミュージアムへ「風景画の誕生」展を見てきた。ウィーン美術史美術館が所蔵するものから厳選された70点が展示されていたようだ。とても見応えがあり、充実した展覧会だった。人物を描くことのない純粋な「風景画」は、17世紀のオランダから生み出されたようだが、それ以前の宗教画の場面の背景にも美しい風景画が描かれており、それらを含めた「風景画」が時代を追って展示されていた。個人的には、15世紀と16世紀の宗教画が100年の差で、まったく、描き方が違うのがとても印象的であった。また、1年12か月の月暦図には、当時の人々の生活が描かれて面白かった。
「お勧めである。」と言いたいところだが、もう終わってしまった..
いつものように、終わりだけ写真撮影OK。
具志堅さん。バリ島ではなく、ロンボック島の人形だそうだ。
先週末、渋谷の光塾で、ワヤン・クリッを見てきた。演目はムナラ・ギリ「乳海攪拌」、マハーバーラタの第1巻アディ・パルワの中の挿話だそうだ。聖水アムルタをめぐる神々と悪鬼の話。いろいろな新しい試みがあり、とても面白かった。東京ではお初の新しいキャラクター、具志堅さんが良かった。特に、初日の具志堅さんは、自分の言いたいこと、あるいは、表現したいことが、自然に出ている感じがした。これから、1年この演目で全国を回るようだが、どういう風に成長するか楽しみだ。
今年の産業まつりでは、ルジャンを演奏しました。たくさんの踊り手に参加していただき、楽しいひと時を過ごすことができました。この曲は、ガムランの中でも、とても好きな曲です。太鼓(クンダン)を演奏できて幸せでした。
水木しげる先生が亡くなりましたね。ご冥福をお祈りいたします。
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