ロイヤルコペンハーゲンの雌鶏である。時代は1919年から1922年の間に製作された。作家はHans H. Hansenで1919年に制作されたようである。なかなか珍しいものだと思う。実は、ロイヤルコペンハーゲンのフィギャリンのコレクター本には、ハトとして記載されている。身体つきはハトにみえるが、小さい赤いトサカがあるので、ハトではないだろう。ウズラ、あるいは雷鳥にも見えないことはないが、なんといっても、目立つのは小さい赤いトサカである。七面鳥の雛という可能性もあるが、雛には見えない。ということで、無難に雌鶏にしておいた。誰かわかる人いませんか?教えてください。
京都市陶磁器試験所で作られた艶消釉玉取獅子花瓶である。時代は約100年前の1896年から1919年の間に製作された。実は、左の灰色の玉取獅子文花瓶は13年前に購入したのだが、マークが不鮮明で誰の作品かわからなかった。数年後に同じ物が共箱付でオークションに出てきたので京都市陶磁器試験所で製作された物だとわかった。しかしながら、そのときのオークションの記録がなかったので、2011年に行われたコペンハーゲン展において日本のアールヌーヴォー陶磁器としての出展が見送られてしまった。
で、先日、今度は右側の赤色の玉取獅子文花瓶がオークションに出てきたのである。こちらはマークも鮮明で共箱付だったので、悩んだが結局また購入した次第である。絵柄も微妙に異なっており、こういう風に一緒に並べてみるとやはり購入してよかったなと改めて思う。
2代松山雅英の窯変孔雀釉花瓶です。ずっしりして、なかなか迫力があります。緑の斑点もきれいによく発色しております。
ロイヤル・コペンハーゲンの尾の長い鳥のトレイです。時代は1923-28年です。コレクター本によれば、1901年にテオドア・メセンが制作したものです。なかなか珍しいものです。ヤフオクで落としました。今年は4月以降、海外で購入すると送られてくるまでに1か月以上かかるので、買わないようにしています。
中央に写っている18世紀のロイヤルコペンハーゲンのプレートが、
私のコレクションです。
すっかり忘れていました。どうやら、無事ニュージーランドから戻ってきたらしく、来週19日から始まるみたいです。リーフレットが送られてきました。場所は、神戸ファッション美術館です。HPでも宣伝しようかな..
ビング&グレンダールのカワセミの置物である。両サイドがダールヤンセン作、真ん中がニルスニールセン作である。両方とも人気作でロイヤルコペンハーゲンにB&Gが吸収されてからも、RCのフィギャリンとして製作されている。
龍野焼は初代松山雅英の窯変孔雀釉花瓶である。晩年の作品ではあるが、やっと手に入れた。きれいにグリーンの斑文が発色している。
龍野焼は、松山雅英の窯変孔雀釉花瓶である。二代の作品である。おそらく、昭和50年頃の作品だと思うが、この左側の花瓶を15年位前、最初に購入した。ロイヤルコペンハーゲンの結晶釉や窯変釉のことをいろいろ研究していたとき、初めて、日本の窯変釉作品でビビッときた作品である。おそらく、この形も気に入り、購入したのだと思う。今でも雅英の作品の中で、この作品の発色が一番気に入っている。
その後、龍野焼の孔雀釉花瓶をいくつか購入したが、先日、初めて初代の孔雀釉作品を購入した。少しずつ、整理するためにアップしていきたい。
愛知県無形文化保持者、河本礫亭の青華淡彩花鳥紋花瓶である。晩年の作であるが、礫亭は晩年の方が絵はうまいというか、私好みなのかな。この花瓶も4色の釉下彩がきれいによく出ている。
今年の4月27日付「松下老子仕女圖觀音瓶」(https://jp.bloguru.com/kai/372239/2020-04-27 )のブログで記載した「銘の真ん中の「夏(?)理窯(蚕?)業学校」が判読できない。どなたかわかる方、ご教授ください。」の問いに対して、昨日、バリ舞踊を習っている方の友人というJ.K.さんからメールで回答を頂いた。「亘理蚕業学校」だそうである。
ブログにアップしてよかった!
これによって、製作年代が当初1890-1901年としていたのを、おそらく1923-1936 と訂正をした。詳しくは、HPを見てください。
とにかく、J.K.さん、ありがとうございました。
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