あるレストランにあった壁掛絵画
「最も住んで見たい街」全米ベスト10から
3-4ほどの街はベイエリアから選ばれている。
サウスベイに群居しているお馴染みのFacebookやGoogleなどのIT関連企業は
若い技術者たちを惹きつける。
それが最大の理由であるようだが、
この地域の住宅不動産価格は高率での上昇が続いている。
昨年同月に比べること14%を超える上昇率。
数年前の不動産の冷え込みはどこへ行ったのだろうか。
「持てるもの」には景気の良い話になっても、
賃貸生活者には厳しいばかりである。
友人のSさんはPaloAltoで一軒家を賃貸しているが、
大家から突然$500の家賃値上げを突きつけられたという。
やむなくも出て行くことしかなく、
現在は引越し作業の中にいる。
その多忙の間隙にともに夕食する機会を得た。
この地域の高騰の波は、
いつかシアトルにも押し寄せて来るのだろうか。
本日のシアトルオーナー会は今年初回となり、
新年会を兼ねて普段とは異なる趣向。
10ドルを少々上回る弁当が通例だが、それに加えて寿司が付きました^_^
講師は早稲田大学社会学部で専任講師をされておられる奥迫元博士。
国際関係が専門であられることから、国際関係学の学問としての始点から現代までの複雑な国際関係の実情に至るまでを概観させていただきました。
2時間余りの講演の中で、学問的に整理された部分はもちろん一般には知り得ることのない国際会議での各国の攻防戦など、興味尽きないお話を伺いました。
特にルワンダでの虐殺問題は、家内が現地を訪れて奉仕しており、私の知人もその宣教に携わっていることから強い関心を持ちました。
ルワンダ内戦が、隣国のウガンダやコンゴにどういう経緯で波及して、一体どこが問題点でどこに解決への糸口があるのか、専門家を通じての分析に新しい視野が開かれて行くような感覚を持ちました。
現在の国際社会での日本の立ち位置や役割をどこに見出していくか、そのような視点からの質問が参加者から多く寄せられて、終わった時には午後10時を過ぎていました。
奥迫氏はシアトルの大学の研究室で数年学ばれ、この3月に帰国されるとのこと。
今後のご活躍を期待しています。
バラードとホービーの交差点
バンクーバーでは、I宣教師と会食。
地元に住んでいる人からの現地情報は、新鮮で正確。
彼女は聖書を教えるだけでなく、ワーホリでカナダに来ている日本人の萬(よろず)相談役でもある。
ワーホリとは、ワーキングホリデー・ビザの略称で、
日本人なら1年間の就業ビザが与えられる。
それで来ている25歳以上の彼らのほとんどは夢の中を生きていらっしゃるとのこと。
「日本では就職先も無いので何とかならないかと、取り敢えず外国で働いて見たかった…
英語は外国に出れば何とかなるのだろう…
英語を教えてくれる職場を世話して欲しい…」
そう考えている人が実に多いそうです。
結局給料の出る仕事が与えられない彼らは、
日本食レストランのキッチンで働くことになるようです。
現実逃避して外国に出たところで、現実は常に自分自身について回る。
現実からは誰も逃れようがない。
たとい外国へ行ったとしても。
その現実を知っただけでもワーホリでの1年は価値があったとも言えるのでは?
日本と韓国の国同士のお付き合いをする上で避けて通れないのが従軍慰安婦問題。
その慰安婦の記念碑建立運動が全米各地で韓国人によって広がっている今、
日本人として無関心ではいられない。
こういった微妙な歴史問題は専門家に任せるべきで、
市井のキリスト者が意見するべきでなく、
対立の構造を深めることにならないか?
そんな懸念を持っていたゆえに、あまり触れないようにして来た。
両国政府の歴史的見解がどうであろうと、
私の大切な韓国人への友情や尊敬にはいささかの変化も無いのは事実。
一方、国家の政治問題に一個人が無関係でいることが出来ないのもまた事実。
この問題を扱うにおいて、最も大切なこととは何か。
それは被害・加害感情を一先ず横に置いての、
冷静な歴史的事実を確認することからではないだろうか。
フィクションの上に友情や信頼関係を築き上げることは出来ない。
意思に反する強制的な性的虐待・奴隷搾取の蛮行が
歴史的事実としてあったのか、なかったのか?
竹島や北方領土、尖閣諸島は歴史的に見てどちらの領土に属しているのか、
つまり客観的に確証できる資料を根拠に論じなければ
どこまでも双方の言い分は平行線に終わるであろう。
この確認作業は
「信じるに値する宗教はあるのか」
という命題にも共通するものであると考える。
人はフィクションの上に、作り話や神話・おとぎ話の類の上に
己の信仰を築くことがあり得るのだろうか?
人はフィクションというウソのために殉教出来るだろうか。
私は聖書の全ての記述は、歴史的に起こった事実の記録であると考えている。
つまり聖書に記された教えも事物も「歴史」の上に乗かっている。
そうでなければ信じるに値しないし、キリスト者であることをやめるであろう。
話がそれてしまったが、
従軍慰安婦問題である。
その歴史的な検証のために、「テキサスおじさん」が活躍してくれているようだ。
その歴史性に立っての、
ウソを糾弾するための署名が10万人を突破したとのことである。
私はまだ署名をしていない。
これを機にしてみようかと思っている。
テキサス親父さんの動画、
↓
http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4
絶対証拠:米軍報告書1944年
↓
http://texas-daddy.com/comfortwomen.html
秀吉は棄教しなかった26名のキリシタンを捕えて長崎に連行。
彼らの殉教の地は、長崎駅から歩いて10分程の所にある。
今月4日付き朝日新聞に「恐怖の記憶・精子で子孫に継承」という記事が掲載された。
米国の研究チームが科学誌に発表した論文だそうだ。
オスのマウスにサクラの匂いを嗅がせると同時に脚に電気ショックで苦痛を与える。
やがてそのオスは、サクラの匂いだけで脅える仕草を見せるようになる。
その後メスとつがいにさせて子供を産ませる。
その子供マウスは父親が恐怖を感じたサクラの匂いをかいだ時に、
同様の脅えた反応があったという。
そして孫の世代にも同様の実験結果が得られた。
彼らの精子DNAを調べてみると、
嗅覚を刺激する遺伝子に変化の跡が認められたという。
我々一般の日本人は宗教に対し、特にキリスト教に対して警戒感や恐れの様なものを感じていないだろうか?
それはおそらく豊臣秀吉から始まったキリシタン迫害の277年間と関わりがあるんではないかと。。
先日長崎で出島を訪問して外国人に警戒した仕組み、
踏み絵や5人組制度と言った江戸幕府創出のキリシタン撲滅のための制度、
直視できない残酷極まる拷問から守るために隠れキリシタンとなって潜伏した五島列島、、、
これらに思いを馳せていると、この新聞記事が無関係でない様な気がしてくる。
我々日本人は江戸期の鎖国を通じて
キリスト教信仰に対する抵抗し難い恐怖感を醸成し続けたのだ。
その民族DNAは現代の世代にも引き継がれているのでなかろうか?
そんなことも「日本人のキリスト教に対する一般認識」として
明日のオーナー会でお話することになりそうです。
バンクーバーにある中華街入り口
居酒屋風レストランでランチ。その名も「ちょっとずつ」
カナダドルとアメリカドルは、
1.07:1.00の割合で
アメリカドルが高くなっている。
リーマンショック後は、カナダドルが高くなっていたが。。
バンクーバーでは不動産の下落もなかった。
いまだに旺盛な食欲で高騰を続けている。
ガソリン価格はかつてから、アメリカのほうがずっと安く入手できる。
これは石油会社が親方アメリカと結びついているからくりがあるからだろう。
満タンにするのにアメリカでは$60ですむのに
この日のバンクーバーでは$78もかかってしまった。
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