「1ドル=145円70銭」
8月
21日
21日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮めています。12時時点は「1ドル=145円36〜38銭」と前日17時時点と比べて1円19銭の円高・ドル安でした。
14時時点では「1ドル=145円69〜70銭」と前日17時時点と比べて86銭の円高・ドル安でした。
円相場は8時半すぎに「1ドル=144円95銭」近辺まで上昇しました。米連邦準備理事会(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切ることが確実視される中で米国債への買いが続き、20日のニューヨーク市場では米長期金利の指標となる10年物国債利回りが、債券価格は高くなる前日比(0.06%)低い(3.81%)で終えていました。米金利の低下を受けて円やユーロなど主要通貨に対してドルを売る動きが広がりました。
20日の米長期金利低下を受けた円買い・ドル売りが一服し、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが出ています。円は10時すぎには「1ドル=145円58銭近辺まで押し戻されました。米労働省が21日に米雇用統計の年次改定を発表することや22〜24日に国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控えて様子見気分も広がっているようです。