以前はお寿司屋さんだったお店のあとに、立ち呑み処【たそがれ】が開店していました。
少し前に気が付いていたのですが、本日ようやくの訪問です。
「立ち呑み」と、お店の壁に大きく書かれていますが、店内はカウンター席とテーブル席があり、普通の居酒屋さんと変わりません。
気風を感じさせる年配の女将さんが、一人で切り盛りされています。
メニュー看板の中から、「湯豆腐」(400円)を選びました。
「大根おろし・ネギ」もたっぷりと付き、土鍋の中も<豆腐・白菜・菊菜・人参>と具だくさんでした。
珍しく生ビールの「大ジョッキ」(680円)がありましたので、熱い「湯豆腐」共々、おいしくいただいてきました。
店内も広く、肴の値段も「立ち呑み」価格ですので、酒呑みとしては腰の落ち着くお店です。
さびれた 「再度市場」 の中で営業されている【膳彩や】さんで、今日はお昼ご飯です。
市場の入り口に立て看板を出されていますが、まさかこの薄暗い通路に面して飲食店があるとはおもえない場所で頑張られています。
長年レストランで修業をされた伊澤マスターが一人で切り盛りされている、カウンター席が4席しかない小さなお店です。お店には扉もなく、ビニールシートを開けて店内に入ります。
看板には<プロが作る総菜と定食のお店>と書かれている通り、こだわりの食材と調理で独自の世界を作り出しています。
本日は、「鶏肉の照り焼オレンジ風味」定食(780円)を選びました。
皮の焼き加減もよく、オレンジの風味が薫るソースがとても美味しかったです。パンであれば、最後までソースを食べきれるのにと、味がいいだけに残すのが惜しまれる味でした。
近くには山手女子大学もありますので、「女子大生、来ます?」と聞けば、「いやぁ~、全然です。おっちゃんばかりです」とのご返事。
話しのあととすぐに、おっちゃんの二人連れさんが入って来られ、思わずマスターと笑ってしまいました。
久方ぶりの【きさら】です。
昨年は交通事故で入院されていたママさんですが、お元気そうな顔を見て、安心しました。
料理メニューが豊富で安くておいしいとくれば、お客さんで賑わうのも当然で、いつ覗いてみても満席が多いのですが、今宵は素直に席に付けました。
時期的に外せない「牡蠣の鉄板焼」(850円)で口切りです。
牡蠣の焼き具合あも絶妙で、<菊菜・エノキ・シメジ・豆腐>の副材もたっぷりで、美味しくいただきました。
二番手は「ハチノス」(700円)です。牛の第二番目の「胃」ですが、「辛口」に味付けをしていただき、さっぱりとした弾力のある食感が、たまりません。
最後の〆は、「わりしたうどん焼」(600円)です。
すき焼き風味になっており、生玉子を溶いていただきます。
「牡蠣」はポン酢で自然の味、「ハチノス」の辛口、「うどん」でやや甘めの味と、変化を楽しみながらジョッキを重ねておりました。
「ゲソ塩」と「サバ塩」の聞き間違いで宙に浮いた「塩鯖」(250円)でしたが、いつもお世話になっている < かずちゃん> ですので、引き取りました。
隣のお客さんから、「ファルコンさん、やさしいなぁ」と言われ、重ねて「でも、鯖の向きが裏側とちゃうか」というチャチャが入りました。
一般的には「川魚」は<皮表>、「海魚」は<身表>とし、頭も「川魚」は<右側>、「海魚」は左側に向けるようです。
そして「塩干物」は<身表>で、「塩鯖」は「海魚」ですので、本来は当然<身表>になります。
ところが、お店などで出される「塩鯖」はなぜか「皮表」が多いのも事実です。
日本料理として見栄えや美味しそうに見えることも大事な要素としてあり、一概にどちらが正解かはないようです。
唯一この盛り付けで指摘するとすれば、「薬味」としての大根おろしは、右手前に置くべきことでしょうか。
月曜日が定休日の【きはた】さんですので、休み明けの火曜日は、大将も気合いが入っているだろうと訪問です。
いつも通りの松花堂形式の「お昼の定食」(600円)ですが、本日も具だくさんに詰まっておりました。
前回は野菜中心の <天ぷらの盛合せ> でしたが、今回は<カニ身・ゲソ>等の海鮮類が多く入っていました。
昨日「王将:新開地店」で 「麻婆豆腐」 を食べたばかりですが、生姜味の効いた<麻婆豆腐>がおいしかったです。こういう味付もあるのかと、感心しました。
<胡麻豆腐>も久しぶりに味わい、定番として付く<出汁巻き・塩鯖・野菜天>も、安心していただけます。
今日も変化に富んだ味の詰め合わせで、大将にごちそうさまです。
「チゲセット」 の紹介のときに、「チゲ」は「鍋」の意味だから続けての表現はおかしいと書いたのですが、不思議と「チゲ鍋」がおかしいと感じる人はいないようです。
本日の肴は、【福寿】で初めて出された「チゲ鍋」(420円)です。
30年以上通い続けていますが、過去最高の価格で、今迄の上限は(380円)どまりでした。
前日から<川本店長>さんが、味噌やコチュジャン、ニンニク等練り上げて、手間の掛かる下準備の様子を見ていましたが、(420円)とはさすがに常連さんからも注文が出ませんでした。
皆さん(420円)ではどのような内容なのかと、周りのお客さんが頼むのを興味津々の感じです。
仕方がないので、一番手として注文です。
具材としては、<白菜・ネギ・エノキ・豆腐・トック・豚肉・タラ・菊菜>でした。
韓国の「チゲ」とは違い、基本となる練り上げた味噌を出汁で割る日本風の味付で、キムチ等で味を付けたような赤色のスープではありません。
ピーナッツバターなどの隠し味もあり、辛さは別として味わい深い鍋の一品でした。
どうも【王将】各店は、照明器具の色合いからか、写真の色が黄色味が強く出てしまいます。
半月ごとにサービス品が出るのですが、11月後半は「麻婆豆腐」が(420円 → 350円)です。
灯台もと暮らしといいますが、大好きな「麻婆豆腐」ですので、当然【王将】はすでに紹介していると思い確認しましたら、なんと他店ばかりで驚きました。
そんなわけで、本日は【王将:新開地店】にて食べてきました。
新しい店長さんに代わっており、いかつい感じの風貌ですが、年齢が26歳と聞き驚きました。
王将のシステムの中で、この年齢で店長とはかなりのツワモノだと思います。
ミンチ肉たっぷりの「麻婆豆腐」、辛くはありませんが日本的にアレンジされた味噌味麻婆、おいしくいただいてきました。
耐寒性の強い「小松菜」の本来の旬は冬ですが、最近は周年栽培でいつでも手に入るようです。
アブラナ科アブラナ属の野菜で、別名「冬菜」や「ウグイス菜」と呼ばれています。
江戸初期に現在の小松川付近(現東京都江戸川区)で、「ククタチナ」を品種改良されたのが、「コマツナ(小松菜)」だと言われています。
灰汁が少ない野菜ですので、味噌汁や鍋料理、おひたし、炒め物と幅広く使われ、関東では「お雑煮」には欠かせない具材のようです。
今宵のおすすめは、「油揚げと小松菜の煮物」(250円)です。
「小松菜」はケールに次いでカルシュームの含有量が多い野菜ですので、店長には確かめてはいませんが、ジャコと組み合わせますとカルシュームたっぷりな酒の肴が出来上がっています。
新しいメニューの垂れ幕「チキントマトガーリック定食」(580円)が目につき、早速食べてきました。
ご飯の大盛りも同じ値段で出来るようですが、「普通」でお願いしました。
厚みのあるチキンに、刻みニンニクがたっぷり混ざったトマトソースが掛けられています。
この夏に食べました 「厚切りチキングリル」(580円) は、ニンニクとショウガ風味のソースでしたが、基になる<厚切りチキン>はそのままで、ソースの変形バージョンのメニューです。
厚い鶏肉ですが、中までよく焼けている割には肉が柔らかく、おいしくいただけました。
ニンニクは、おろしニンニクではありませんので、粒々の感触が味わえます。
少し匂うかもしれないなと気になりながら、添えられているスプーンでソースを、きれいに食べきりました。
牡蠣のひとシーズン中には、【はつ平】の<牡蠣の御三家>と名付けています、「かきうどん」・「かき丼」・「かきフライ定食」を食べないことには落ち着きません。
今年はすでに 「かき丼」 を食べていますので、今回は「かきうどん」(400円)です。
ご飯を別に頼もうかなと考えましたが、今回は控えました。
プリプリの牡蠣、見えているだけでも6個ほどありますが、下にも隠れていて、これでもかというほど牡蠣が堪能できる個数が入っています。
シャキシャキ感の残るネギが、うどんと牡蠣によく合い、たまりません。
この牡蠣の数量で(400円)、驚きの価格だと言わざるを得ません。
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