国際オリンピック委員会新会長に<カースティ・コベントリー>就任
6月
25日
24日、国際オリンピック委員会(IOC)の第10代会長にジンバブエ出身の<カースティ・コベントリー>(41)が就任しました。
競泳の五輪金メダリストで、130年以上の歴史がある(IOC)で初の女性会長の誕生です。
3月の会長選で、<トーマス・バッハ>が後ろ盾になったとされる<カースティ・コベントリー>は、アフリカから初の会長に選出されました。五輪5大会に出場し、女子200メートル背泳ぎで2004年アテネ、2008年北京両大会を制するなど7個のメダルを獲得しています。(IOC)では理事を務めていました。
23日にはスイスのローザンヌで引き継ぎ式が行われ、会長を2期12年務め退任して終身名誉会長となる<トーマス・バッハ>(71・ドイツ)から金色の鍵を受け取り、引き継いでいます。任期は8年です。
新会長として、ウクライナ侵攻を続けるロシア勢やトランスジェンダー選手の扱いなど、多くの課題に向き合うことになります。