5月消費者物価指数「3.7%上昇」@総務省
6月
20日
20日、総務省が発表しました5月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が(111.4)と、前年同月比「3.7%上昇」でした。
プラスは45カ月連続。食料品の値上がりが物価を押し上げ、高騰が続く米類は前年同月との比較で2倍超の(101.7%上昇)と、8カ月連続で過去最大の伸び率となりました。
生鮮食品を除く食料は(7.7%上昇)と10カ月連続のプラス。米類は単一銘柄米のみが調査対象で、ブレンド米の価格は反映されていません。このため、政府による備蓄米放出の効果は表れず、伸び幅の拡大が続きました。米に関連した品目では、おにぎりが(19.2%)、すし(外食)が(6.3%)、いずれも上昇しています。
食料ではこのほか、チョコレートが原材料価格の高騰で(27.1%上昇)、コーヒー豆が主要原産国のブラジルの天候不良で出荷量が減少し(28.2%上昇(でした。