『JUNK WORLD』@<堀貴秀>監督
6月
8日
独学で映画づくりを学んだ<堀貴秀>監督が個人制作で完成させ、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ数々の賞に輝いたSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』(2021年)のシリーズ第2弾『JUNK WORLD』が、2025年6月13日より公開されます。
<堀貴秀>監督が約3年かけて制作し、前作より1042年前の壮大で複雑な地下世界を舞台に、前作では「パートン」という名前で登場したロボットの「ロビン」の奮闘を描いています。
はるか昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進め、その労働力として人工生命体〈マリガン〉を創造しました。しかし〈マリガン〉は自らのクローンを増やして人類に反乱。第3次停戦協定から230年後の世界では、人類は地上に留まり、地球規模に広がった地下世界を〈マリガン〉が支配していました。そんな中、地下世界に異変が起こり、人間と〈マリガン〉による調査チームが派遣されます。
女性隊長「トリス」率いる人間チームと、クローンのオリジナルである「ダンテ」率いるマリガンチームは、ともに地下都市カープバールを目指す途中で、〈マリガン〉のカルト教団「ギュラ教」に襲撃されます。
彼らの標的は、希少種とされる人間の女性「トリス」でした。調査チームは激しい攻防のなかで次元の歪みを発見し、「トリス」の護衛を務めるロボットの「ロビン」は彼女を守るため、次元を超えた作戦に乗りだします。