『逃げきれた夢』・『枝葉のこと』の<二ノ宮隆太郎>が監督・脚本を手がけ、寄る辺ない日常の中で人生に疑問を抱きながら未来に抵抗する若者たちの物語を、独特の言語表現の応酬と予測不能な展開で描いた『若武者』が、2024年5月25日より公開されます。
義父に対して深い憎しみを抱える工場勤務の寡黙な「渉」、他人の負の感情に愉悦を覚える傾向のある居酒屋店員「英治」、介護士として働きながら周囲を鋭い視線で見つめる「光則」でした。
幼なじみである3人は、ある晩秋の昼下がり、数年前に事故で亡くなったもう1人の幼なじみが眠る墓地を目指して歩きながら会話を交わします。やがて彼らは世直しと称して、街の人々の些細な違反や差別に対して無軌道に牙を剥き始めます。
『春に散る』の<坂東龍汰>が「渉」、
『ファミリア』の<髙橋里恩>が「英治」、『死んだ目をした少年』の<清水尚弥>が「光則」を演じ、<豊原功補>、<岩松了>、<木野花>が共演しています。