ブラジル音楽の伝説的ピアニストである<テノーリオ・ジュニオル>を題材に、ラテンアメリカの光と影を描いたスペイン・フランス・オランダ・ポルトガル合作製作のアニメーション映画
『ボサノヴァ 撃たれたピアニスト』が、2025年4月11日より公開されます。
1950年代末、ブラジルのボサノバが音楽の歴史を変え、<エラ・フィッツジェラルド>から<フランク・シナトラ>まで世界中のアーティストがブラジル音楽を歌いはじめました。
時は流れ、現代。ボサノバの歴史について調べるためニューヨークからリオデジャネイロへやって来た音楽ジャーナリストの「ジェフ・ハリス」は、サンバジャズで名を馳せた天才ピアニスト「テノーリオ・ジュニオル」の存在を知ります。その足跡をたどると、彼はブエノスアイレスでのツアー中に謎の失踪を遂げていました。
ジャズピアニストとしても活動する俳優<ジェフ・ゴールドブラム>が、物語の語り部となる音楽ジャーナリスト役で声の出演をしています。アカデミー外国語映画賞受賞作『ベルエポック』(1992年)の<フェルナンド・トルエバ>監督が、『チコとリタ』(2010年)でもタッグを組んだ<ハビエル・マリスカル>監督と共同監督を務めています。