テレビや映画、舞台で活躍した喜劇俳優の<芦屋小雁>さんが3月28日午前6時、老衰のため自宅で亡くなられています。1933年12月4日生まれで京都府京都市出身、91歳でした。
兄で俳優の<芦屋雁之助>さん(2004年死去)と共に10代で漫才の世界に入り、兄弟でコンビを組みました。コメディアンに転じ、テレビ草創期の喜劇『番頭はんと丁稚どん』(1959年3月9日から1961年4月まで・毎日放送)に〈でっち〉役で出演、〈番頭〉役の<雁之助>さん、〈でっち〉役の<大村崑>さんと共に人気を得て、後に映画化もされています。
ドラマ『裸の大将』・『剣客商売』のほか、舞台『桜月記』・『新 裸の大将放浪記』、映画『父』・『どついたるねん』・
『長崎ぶらぶら節』・
『舞妓はレディ』・
『嘘八百』などでも俳優として幅広く活躍。日本喜劇人協会の副会長も務めていました。