大阪の小さな駄菓子屋を舞台に、居場所を失った子どもたちと店主の母娘が織り成す交流を追ったドキュメンタリー『ぼくと駄菓子のいえ』が、2025年3月15日より公開されています。
大阪府富田林市にある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。<松本明美>さんと娘の<よしえ>さんが営むこの店には、親の離婚やネグレクト、学校でのイジメなどに悩み、居場所を求めてやって来る子どもたちも多くいます。
そんな子どもたちに対してまるで家族のように、時に厳しく、時に優しく接する<明美>さんと<よしえ>さんの姿と、厳しい環境の中でも懸命に前を向いて生きようとする子どもたちの姿を通し、現代社会が忘れつつある大切なものを見つめ直していきます。
監督は、大阪芸術大学の卒業制作として手がけた<田中健太>が務めています。