『春の香り』@<丹野雅仁>監督
3月
8日
脳腫瘍と闘いながら漫画家を目指した<坂野春香さん>の実話をもとに、フィクションとして描いた『春の香り』が、2025年3月14日より公開されます。
<春香さん>の両親(坂野和歌子/坂野貴宏)が上梓した書籍『春の香り 脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ』(2022年8月・文芸社)を原作に、『メイド・イン・ヘヴン』の<丹野雅仁>が監督を務めています。
小学生の時に脳腫瘍を患い、普通の学校生活が送れなくなった漫画家志望の高校生「ハルカ」でした。通信制の高校に転入した彼女は、そこで自作漫画の主人公と同じ名前を持つ男子生徒「タクミ」と出会い、恋に落ちます。しかし幸せの絶頂にいた矢先、「ハルカ」の脳腫瘍が再発してしまいます。絶望の中でも自らの運命を呪うことはせず、障害が残るリスクを冒してでも生きることを選ぶ「ハルカ」でした。
手術後、麻痺のために漫画を描けなくなり、学校にも通えなくなった彼女は、理由を話さず一方的に「タクミ」に別れを告げます。家族に支えられながら、少しずつ笑顔を取り戻していく「ハルカ」でしたが。
オーディションで約1000人の中から選ばれた新人俳優<美咲姫>が主演を務め、男性アイドルグループ「IMP.」の<佐藤新>が「タクミ」役、<櫻井淳子>が「ハルカの母親」役、元「AKB48」の<篠崎彩奈>が姉「ユウカ」役、<松田一輝>が「父親」役で共演しています。