日経平均株価(2月4日)終値3万8798円37銭
2月
4日
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比620円32銭(1.61%)高の3万9140円41銭でした。米政府は3日、メキシコとカナダへの追加関税の発動を先送りすると発表し、関税による景気悪化への警戒が和らいでいます。海外短期筋による株価指数先物への買い戻しが入りました。
前日に売られていたトヨタやホンダ、マツダなどの自動車株の反発が目立ち、3日に資本戦略見直しの一環で2029年3月期までに4000億円の自社株買いを実施する方針を示した京セラが大きく上昇しました。
メキシコは米国側が求めてきた合成麻薬フェンタニルや不法移民の流入対策としてメキシコ側が1万人の警備隊を配置するほか、カナダも国境管理の強化を約束しました。
<トランプ米大統領>は3日、4日から(10%)の追加関税をかけるとした中国との協議を予定していることも明らかにしています。中国への関税発動も先送りされるとの期待が高まり、4日の東京市場では中国向け売上比率が高い安川電やファナックなどの機械株も上昇でした。
終値は、前日比278円28銭(0.72%)高の3万8798円37銭でした。