「1ドル=156円35銭~156円41銭」
1月
16日
15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比1円50銭円高・ドル安の「1ドル=156円40〜50銭」で取引を終えています。同日朝発表の2024年12月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米債券市場で長期金利が大幅に低下しました。日米金利差の縮小観測を背景に円買い・ドル売りが優勢となりました。一時「1ドル=155円93銭」近辺と約1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付け、円の安値は「1ドル=157円09銭でした。
12月の米(CPI)はエネルギーと食品を除くコアの上昇率が市場予想を下回り、米国のインフレ再加速に対する過度な懸念が薄れています。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が後退し、米長期金利は前日に比べ債券価格は高は高くなる(0.16%)低い(4.63%)を付ける場面がありました。
日銀の<植田和男総裁>は15日、来週の金融政策決定会合について「利上げを行うかどうか議論して判断する」と述べています。前日に<氷見野良三副総裁>も同様の発言をしており、日銀の早期の追加利上げ観測が意識されたことも円相場を支えました。
投稿日 2025-01-16 08:45
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2025-01-16 09:05
ワオ!と言っているユーザー