日経平均株価(12月17日)終値3万9364円68銭
12月
17日
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比62円57銭(0.16%)高の3万9520円06銭でした。前日の米ハイテク株高や円相場の下落を受けて主力株の一角が買われました。朝方は一時300円を超えて「3万9796円22銭」の高値をつけていますが、その後は戻り待ちの売りなどに押されて次第に伸び悩んでいます。
16日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が過去最高値を更新し、東京市場でも半導体関連株などに買いが先行しました。<孫正義会長兼社長>がトランプ次期政権の4年で米国で1000億ドル(約15兆円)の投資を実行する計画を正式表明したソフトバンクグループ(SBG)が大幅に上昇し、日経平均を押し上げています。
外国為替市場では円相場が一時「1ドル=154円台前半」まで下落。一部の輸出関連株が買われたほか、円安に歩調を合わせた海外短期筋の株価指数先物への買いが加速する場面もありましたた。
前引けにかけては、円相場の下落一服もあって、日経平均は上げ幅を縮小しました。為替を変動させる材料は特段見当たりませんが、18日~19日の日銀の金融政策決定会合を前に様々な思惑が交錯しています。会合を終えるまでは値動きの荒い展開になる可能性があるようです。
終値は、前日比92円81銭(0.24%)安の3万9364円68銭で終えています。