大相撲秋場所「番付」
9月
4日
日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表しています。タニマチ筋の方から場所ごとに「番付表」をいただいています。
横綱は、在位19場所目となる<照ノ富士>(32・伊勢ケ浜)が今場所も一人横綱として東に就いています。一人横綱は番付上で17場所連続となりました。2場所連続休場明けで臨んだ7月の名古屋場所は、初日から10連勝したものの後半に失速。それでも12勝3敗同士の優勝決定戦で<隆の勝>(29・常盤山)を退け、3場所ぶり節目となる10度目の優勝を果たしています。今場所は、新横綱と翌場所で果たした2021年九州場所以来の2場所連続優勝を目指します。
大関陣は、<貴景勝>(28・常盤山)が関脇に陥落したため、1人減で2人の顔ぶれろなりました。4人が在位した5月の夏場所から半減です。その大関降下は先場所の<霧島>(28・音羽山)に続くもので、2場所連続で大関からの陥落者が出るのは2022年九州場所(御嶽海)→2023年初場所(正代)以来です。なお<貴景勝>は今場所、2桁10勝を挙げれば大関に復帰できます。今場所の大関は先場所同様、東が<琴桜>(26・佐渡ケ嶽)、西は<豊昇龍>(25・立浪)です。
関脇陣は先場所同様、東が3場所連続在位(三役は4場所連続)の<阿炎>(30・錣山)で、西が2場所連続在位(三役は3場所連続)の<大の里>(24・二所ノ関)です。<大の里>は今場所の成績次第で大関昇進の可能性があります。序列2番目は東が2場所連続(三役も同様)の<霧島>(28・音羽山)、西が<貴景勝>。4関脇は2023年夏場所(霧馬山、豊昇龍、大栄翔、若元春)以来となりました。
小結は先場所と東西とも同じで、東が<大栄翔>(30・追手風)、西が<平戸海>(24・境川)が在位しています。