「1ドル=145円12銭」
8月
5日
5日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。11時時点は「1ドル=145円10〜12銭と前週末17時時点と比べて4円10銭の円高・ドル安になっています。
10時過ぎには一時「1ドル=144円78銭」近辺と1月中旬以来およそ7カ月ぶりの高値をつけています。
5日午前の日経平均株価が急落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことで円の買い戻しや新規の円買いに拍車がかかっています。
10時前の中値決済に向けては、「売り買い交錯」との声が聞かれています。5日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたりますが、国内輸入企業の円売りは円の重荷にはならなかったようです。中値決済が一巡すると円には再び上昇圧力がかかっています。