30日、米労働省が発表しました6月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が4万6000件減の818万4000件となりました。減少幅がわずかだったことに加え、前月分が上方改定されたことで、労働市場が引き続き堅調に推移していることが示されています。
エコノミスト予想は800万件でした。5月の求人件数は823万件と、814万件から上方改定されています。
6月の失業者1人当たりの求人件数は0.9件と、前月の1.1件から減少しています。ただ、求人率は4.9%と、前月から横ばいでした。
業種別では、宿泊・飲食サービスが12万件、州・地方政府(教育を除く)が9万4000件、それぞれ増加。一方、耐久財製造は8万8000件減少。連邦政府は6万2000件減少でした。