小林製薬の株式5%超を取得@オアシス・マネジメント
7月
25日
24日、香港系投資ファンドの「オアシス・マネジメント」が小林製薬の株式(5%超)を取得〈7月24日終値:5650円〉したことが報道されています。
オアシスが同日、関東財務局に大量保有報告書を提出しました。保有目的の一つに「重要提案行為」を挙げており、「紅麹」配合サプリメントによる健康被害問題を抱える小林製薬に対し、株主提案を行う可能性があります。
報告書によりますと、「オアシス・マネジメント」が取得した小林製薬株は406万2075株〈7月24日終値:5650円〉。同社の発行済株式総数の(5.2%)に当たります。「オアシス・マネジメント」は報告書で「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」と明記しています。
「オアシス・マネジメント」は近年、ドラッグストア大手の「ツルハホールディングス」に社外取締役の総入れ替えを提案したり、製紙大手「北越コーポレーション」に社長解任案を出したりするなど、国内企業に要求を繰り返しています。