新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、
2類から5類に移行し、5月8日で1年が経過しました。
日常生活は平時に戻りつつありますが、依然として流行の波を繰り返しています。厚生労働省が4月に発表しました最新の人口動態統計(概数)によりますと、昨年5~11月に計「1万6043人」が新型コロナで死亡しています。
今年4月以降は、治療薬や入院費の負担が増え、医療機関への受診控えも危惧されています。
高齢者や基礎疾患のある人は重症化リスクが高く、同じ5類の季節性インフルエンザは、2019年の年間死者数が3575人で、感染症による死者は新型コロナが圧倒的に多くなっています。