目が合っただけで周囲の人々に襲われるようになった男が生き残りをかけて戦う姿を描き、2023年・第76回カンヌ国際映画祭の批評家週間に選出されましたフランス製作の『またヴィンセントは襲われる』が、2024年5月10日より公開されます。
ある日突然、職場のインターン生から暴行を受けた「ヴィンセント」は、怪我から回復する間もなく別の同僚にも襲われますが、加害者たちはいずれも襲撃時の記憶を失っていました。
その後も「ヴィンセント」に殺意を向けて襲いかかってくる者は後を絶たず、ついには見ず知らずの他人からも命を狙われるようになってしまいます。やがて「自分と目線が合った瞬間に人々が襲いかかってくる」という法則に気づいた「ヴィンセント」は、生き残るための自衛を始めます。
『バック・ノール』の<カリム・ルクルー>が「ヴィンセント」を演じ、監督は<ステファン・カスタン>が務め、第56回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞した作品です。