【ニホンタンポポ】を見かける機会が少なくなりました。路傍や広場で目にする〈タンポポ〉は、ほとんどが【セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)】になってしまっています。
どんな中、土の広がる場所ではなく、タイル目地の隙間から花を咲かせているキク科タンポポ属【セイヨウタンポポ】を見つけました。
【セイヨウタンポポ】は、ヨーロッパ原産の帰化植物として環境省指定要注意外来生物にしていされており、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されています。
【ニホンタンポポ】の在来種との見分け方は、黄色い舌状花の下側にある外側の〈総苞〉が包み込むような形が在来種で、外側に反っているのが【セイヨウタンポポ】です。