『カムイのうた』@<菅原浩志>監督
1月
21日
大正6年、学業優秀な「北里テル」はアイヌとして初めて女子職業学校に入学しますが、理不尽な差別といじめに遭います。ある日、アイヌ語研究の第一人者である東京の「兼田教授」が、「テル」の叔母「イヌイェマツ」のもとへアイヌの叙事詩〈ユーカラ〉を聞きに来ます。「テル」は教授の強い勧めで〈ユーカラ〉を文字にして残すことに着手し、その日本語訳の素晴らしさから、東京で本格的に活動することになります。同じアイヌの青年「一三四(ひさし)」や叔母に見送られ、東京へと旅立つ「テル」でした。